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Dired の隣側にコピーできる便利機能と bf-mode.el の相性が最悪だった件

2023/09/14に公開

Dired で dired-dwim-target を有効にするとファイルのコピー先が隣のウィンドウになる。

https://github.com/emacs-mirror/emacs/blob/a3979a664304006afa0761884ae0927d269c698c/lisp/dired.el#L232-L257

これがすこぶる便利で、コピー先が明確になるため、ファイルコピーが簡単かつ安全に行えるようになる。

ところが、あるときから、コピー元を探している最中に、隣のウィンドウが閉じられるという嫌がらせが頻発するようになり、気のせいかな? と、数年間我慢していたけど、さきほど我慢の限界が来たため、重い腰を上げて調べたところ bf-model.el の影響だとわかった。

https://github.com/emacs-jp/bf-mode/blob/master/bf-mode.el#L644-L652

なんで delete-other-window やる必要あるんや(泣)

たしかに閲覧する機能なので画面は大きい方がいい。とはいえ、そのあたりは自分で制御させてほしい。

bf-mode.el は画像の確認などで便利な面も多いので使い続けるなら bf-mode-dired-delete-other-window を上書きして無効化した方がいいかもしれない。

そんな感じで、Dired が使いにくくなって、しかもなかなか原因もわからず、困っている方がいるかもしれないと思って記事にしたけど、こんなところではまっていたのはおそらく自分ぐらいだろう。

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