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カレンダー開きすぎ問題をChromeのグループで解消する

2024/12/01に公開

SmartHRでエンジニアリングマネージャをしているmeganemuraです。
今年もアドベントカレンダーの季節がやってきました。SmartHRとしては2つのアドベントカレンダーがスタートします。つまり今日から年末までの間に50本の記事が完成するわけですね、すごい。
業務と関連した内容のものだけでなく書き手の興味関心からくるテーマなど多様な記事が公開されるハズ。弊社で働く人達の人柄も感じられるものになると思いますので、これをきっかけにSmartHRに興味を持っていただけると嬉しいなと思います。

初日のこの記事では、アドベントカレンダーにちなんでGoogleカレンダーに関する小ネタを紹介します。

ことあるごとにカレンダーを開いてしまう

SmartHR社のプロダクトサイドではフルリモートで働くことが可能です(詳しくはテックブログ「プロダクトエンジニアにとって、SmartHRはリモートワークしやすい環境なのか?」をご覧ください)。
そのためミーティングは通常オンラインで行われており、そのミーティングURLの確認や自分や同僚の予定の確認と、Googleカレンダーは手放せないツールになっています。オンラインミーティングが続くような場合は、Googleカレンダーから次のオンラインミーティングへの移動を繰り返すことになります。

そんな日々を過ごしていると、いつの間にかブラウザでGoogleカレンダーのタブが複数開いていることがあります。また、タスクの分類のためや画面共有での誤共有を防ぐためにブラウザのウィンドウを複数使っているので、結果的に複数のウィンドウそれぞれにカレンダータブがあるような状態でした。
開いたタブから探すよりも、ブックマークから新しいタブで開く方が楽ですからね。

その状況でカレンダーの予定直前の時刻になると、複数のGoogleカレンダーから連続してデスクトップ通知が通知音と共にお知らせしてくれます。通知を消したと思ったらまた別のカレンダーから同じ通知が来ることもあり、にぎやかなことになっていました。

Chromeのデスクトップ通知
トテトーン!(通知音)

不要なGoogleカレンダーのタブを閉じればいいことは分かってはいるのですが、なかなかできないものです。人間なので。

グローバルなカレンダータブをつくる

このカレンダー開きすぎ問題に対して自分がいま試しているのは、Google Chromeのグループ機能を使って常に同じ1つのカレンダーのタブを開く方法です。

手順はシンプルで、Googleカレンダーを開いたタブを右クリックして「タブを新しいグループに追加」からグループを作ります。

Chromeで「カレンダー」というグループにカレンダーのタブのみが入っている
カレンダー、という保存されたグループにカレンダーのみが入っている

ブックマークバーの左端に作成したグループが並んでいるのでこれをクリックすると、そのグループが表示されます。

Chromeのブックマークバー上の「カレンダー」という名のグループ
ブックマークバー上の「カレンダー」グループ

グループがすでにいずれかのウィンドウで開かれていればそのグループが表示され、グループが開かれていなければ同じウィンドウでグループが表示されます。

このブックマークバー上の「カレンダー」グループをクリックすることで、事前に用意しておいたカレンダータブに対してウィンドウを超えてアクセスできます。カレンダーを開きたいときに、今まで通りChromeのブックマークバーを使う体験は変わらないまま、カレンダーの多重タブを避けることが実現できています。

また、運用上でのもうひと工夫としてブックマークバー上ではカレンダーをフォルダ内に入れておき、ワンクリックで開けないようにしています。これによって「カレンダー」グループの利用を自分に促しつつ、あえてカレンダーを複数開きたいような場合に対応しています。例えば別の予定を見ながら予定を作成するようなときです。

このグループを使った運用を始めてからはカレンダーを開きすぎることは回避できています。
似たような困りごとを感じている方がいればぜひお試しください。

おわりに

この記事ではカレンダーと気持ちよく付き合うために行っている小さな工夫を紹介しました。
誰かのお役に立てたなら幸いです。

引き続き、明日以降のアドベントカレンダーもお楽しみください!
SmartHR Advent Calendar 2024

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