画像処理エンジニア検定 エキスパートを受けた
今日は画像処理エンジニア検定エキスパートを受けて来ました。
この試験はCG-ARTS検定の1つです。
画像処理エンジニア試験の他は、CGクリエイター検定、Webデザイナー検定、CGエンジニア検定、マルチメディア検定、計5つの検定があります。
それぞれの検定ごとに、ベーシックとエキスパートの2つの難易度があります。
受験した動機
AIQuestでディープラーニングを使った画像分類の課題を選択していたこと、転職した会社も画像処理の案件が多くなってきていると聞いていましたので、画像処理の体系的な理論を学ぶきっかけにするため受験しました。
知人からも、機械学習系の画像案件メインの会社では、わけもわからずディープラーニングの処理をするだけじゃなくて、ちゃんと画像処理の理論体系を理解している人として評価してもらえる、という話を聞きましたので、励みになりました。
受験日
2020年の場合は、前期7月、後期11月の年2回実施でした。
試験時間:
1検定のみの単願 80分
2検定連続の併願 150分
ベーシック 同日午前、エキスパート午後
やろうと思えば2つの検定のベーシックを午前、2つの検定のエキスパートを午後、合わせて4検定受験できる感じですかね・・・。
私は画像処理エンジニア検定エキスパートのみを受け、単願と併願で会場が分かれており、検定5つまとめて1つの会場でした。
問題用紙も解答用紙(マークシート方式)も検定5つ分でそれぞれ1部になっています。
別の検定のマークシートを塗りつぶさないよう気を付けましょう。
画像処理エンジニア試験の概要
大問10問、4つの問題、計80問です。
単願の場合は1問平均2分、併願の場合は1問平均約112秒で解く計算になります。
うち大問1問は5つの検定共通になっています。
私が受けた時は著作権の問題でした。
解答は試験日からCG-ARTSの公式サイトで5日後、合否結果はCG-ARTS受験者用サイトで30日後にわかるそうです。
問題用紙は持ち帰れるので、解答した選択肢をメモっとくとよさそうです。
勉強方法
テキストも何周か読みましたがサッパリ頭に入らず、知人から教わった問題集を解いて読み返す方法に切り替えました。
問題集はエキスパート5回分、ベーシック2回分の問題載っております。
問題集の解説も割と細かいですが、勉強もかねて解答の選択肢以外の意味を調べたり、問題文中で触れられている知らない単語もいちいちテキストやネットで調べたりしました。
テキストも問題集もともにKindle版がありますが、少なくとも問題集は書き込むために紙で買うことをお勧めします。
解き方のコツ?
全ての試験共通ですが、問題文をぱっと見てわからない問題は後回しにしましょう。
また、問題文で扱われている理論がわからなくても、問題文に書いてある数式や与えられた数値を丁寧に書いていけば解ける問題もあるので、諦めずに解いていくと吉です。
その他留意点
電卓(正確には計算機)禁止と受験票に書いていますので注意しましょう。
電卓がないと解けないほどの複雑な計算は出ませんが、簡単な小数点以下の計算が必要な問題は出たりしますので、当日慌てないようにしましょう。
以上になります、最後までお読みいただき合いが等ございます。
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