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分析ダッシュボード構築の進め方
📘やることの流れ
- 業務/課題と解決したいことの理解
- データの概要の理解
- データの中身の理解
- データの紐づきの確認
- ダッシュボードのイメージの共有
🧑💼業務/課題と解決したいことの理解
目的
- ユーザの状況を理解し、今後の打ち合わせを円滑に進めるため
- ダッシュボード作成内容の提案や、インプットデータの更新タイミング、更新頻度などの抜け漏れをなくすため
やること
- ユーザの業務内容をヒアリングする
- インプットデータの形式、更新タイミング、更新頻度を確認する
- その中で起きている課題と現在の対策方法とデータ分析の内容を確認する
- 対策方法とデータ分析の内容をどうしたいのか要望を聞く
- データ分析の準備を省略したい
- 分析方法のアイデアが欲しい
🤔データの概要の理解
目的
データを容易に分析できる状態に持っていけるか確認する
例えば、Excelでデータを管理している場合、別のシステムで管理できないか確認することや、カラム同士で結合されていたらデータを取り出すのも大変なのでユーザに協力を仰ぐ必要が出てくるかもしれない
やること
- 分析で集めているファイルやデータの形式を確認する
- この分析以外でどういう風な利用の仕方しているか確認する
- データの加工の流れを確認する
🔎データの中身の理解
目的
ダッシュボード作成に必要なデータがそろっているか確認する。
外れ値があれば、平均値などの計算に影響を与えるため外しておくべきか判断が必要にな
やること
- 本番環境からデータを取り出して、必要なレコードと項目のみに絞る
- 欠損値の確認
- 重複の確認
- 重要な項目の内容の整理
- 時系列で並べた時に、おかしなデータにならないか確認する
- データ同士が紐づくか確認する
🧲データの紐づきの確認
目的
データ同士の結合のためのキーがそろっていなかった場合、ユーザにも協力を仰ぐ必要が出てくるので、早めに確認する
やること
- データ同士の結合を試みて、すべて紐づくか確認する
- できればキーがあるとよいが、文字列でくっつけるしかない場合もある
- 紐づかないデータはすべてユーザに確認する
📋ダッシュボードのイメージの共有
目的
最終アウトプットのすり合わせを行い、客先に内容をイメージしてもらう
余計な手戻りが発生しにくくする
やること
- BIツールで何をどのように表示してほしいかを確認する
- グラフの表示内容
- 更新タイミング
- フィルタの連動
- 複数シート表示
※ 1度の打ち合わせで説明し切ろうとせずに2、3回に分けて話すようにする。ユーザにも考える時間を持ってもらうため。
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