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Mediiに入社し、2年が経つので振り返る
Mediiの2年間の変化
こんにちは、Medii VPoEの渡辺です。
2024年12月で入社2年となりますので、自分の振り返りも兼ねて、
Mediiの開発組織はこの2年間でどのように進化したのか、また私自身がどのような挑戦をしてきたのかをお話しします。
開発組織の比較
チーム作り、ドキュメント・プロセス整備を進め、開発組織としてのスタート地点には立てたかなあと思います。
項目 | 入社時 (2022年12月) | 現在 (2024年12月) |
---|---|---|
エンジニア人数 | 4人(正社員は私のみ) | 8人(正社員複数名、QAエンジニアも在籍) |
プロダクト開発体制 | 私がPM、QA、開発などほぼすべてを兼務 | PMとデザイナーの責任者を採用、役割が分担。開発もエンジニアに委譲 |
開発プロセス | 明確なプロセスなし | スクラム導入、2週間スプリントで自律的な改善サイクルを運用中 |
ドキュメント、タスク管理 | Google docs、スプレッドシート、Asana(タスク管理のみ)など散在 | Notionで一元管理 |
技術スタックと開発環境の比較
2年間でプロダクトの技術基盤はリプレイスしました。同じプロダクトとは思えないほど変わっています。
なぜリプレイスしたのか、これらの技術スタックを選択したのか、どのように進めたのかは別記事に書きます。
カテゴリ | 入社時 | 現在 |
---|---|---|
フロントエンド | Vue 2/JavaScript、S3、CloudFront | React/Next.js/TypeScript、Amplify、S3、CloudFront |
バックエンド | C#、EC2、RDS Aurora 2 | Go、ECS、RDS Aurora 3 |
バッチ処理 | C#、EC2 | Go、ECS、Lambda、EventBridge |
モバイルアプリ | Flutter 2 | Flutter 3 |
コード管理 | AWS CodeCommit | GitHub |
特筆ポイント
- 静的型付けの採用: TypeScript導入により、フロントエンド開発の効率と品質が向上。
- Go言語への移行: Goの後方互換性が特に好き。(C#もずっと使ってるので好きです)
- コンテナ化: ECSを採用し、Dockerを活用した開発フローに移行。
Ops環境とツールの進化
自動化、可視化を推進しました。開発生産性と品質向上に貢献しています。
項目 | 入社時 | 現在 |
---|---|---|
CI/CD環境 | CodeBuild/CodeDeploy、手動デプロイ | GitHub Actions、自動デプロイ、PRごとのPreview環境 |
テスト | テストコードはゼロ | テストコード必須化、テスト成功がマージ条件 |
監視と可視化 | ほぼ未整備 | DataDog導入・SLI/SLO設定、生産性可視化(Findy Team+) |
セキュリティ強化 | なし | 定期的な脆弱性テストと対応 |
開発者体験向上 | なし | GitHub Copilot導入、StorybookでのUI開発効率化 |
渡辺個人の変化
完全にコンフォートゾーン抜けて、新たな挑戦に取り組んでいます。
もちろん、他のエンジニアメンバーも役割が変わったり増えたりしていて、全員が成長しています。
項目 | 入社時 | 現在 |
---|---|---|
役割 | PM、QA、エンジニア、組織づくりを兼任 | 組織課題解決と中長期的戦略に集中 |
責任範囲 | 要件定義からリリースまで全て担当 | プロダクト開発はチームに委譲、新たな課題に挑戦 |
今後の展望
プロダクトの成長を支えつつ、事業活動にもどんどん貢献していく開発組織になります。
また、技術ありきではなく、課題に対してどのように技術で貢献できるか?を大事にしていきます。
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事業成長にあわせた技術基盤、組織の強化
- 品質、スケーラビリティ、セキュリティを考慮した技術基盤を継続して構築。
- それを支えるための開発組織の拡大。(なので、いっぱい採用したいです!)
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データ基盤の強化
- BigQueryにあるデータのメンテナンス性やデータ活用の容易性を改善。
- 積極的にデータ利活用する企業文化の醸成。
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生成AIの活用
- プロダクト開発や業務効率化に生成AIを活用。
おわりに
2年間を振り返ると、Mediiの開発組織と技術基盤は大きく変化しました。
これからもエンジニアリング組織は進化を続けていきます。
スタートアップ特有の変化や、成長スピード、不確実性が高い状況に泥臭く立ち向かえる方は、
今のMediiのフェーズはすごくマッチすると思います。
Mediiに少しでも興味を持っていただきた方は、ぜひ一度お話ししましょう!お待ちしております!
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