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Mediiに入社し、2年が経つので振り返る

2024/11/28に公開

Mediiの2年間の変化

こんにちは、Medii VPoEの渡辺です。
2024年12月で入社2年となりますので、自分の振り返りも兼ねて、
Mediiの開発組織はこの2年間でどのように進化したのか、また私自身がどのような挑戦をしてきたのかをお話しします。


開発組織の比較

チーム作り、ドキュメント・プロセス整備を進め、開発組織としてのスタート地点には立てたかなあと思います。

項目 入社時 (2022年12月) 現在 (2024年12月)
エンジニア人数 4人(正社員は私のみ) 8人(正社員複数名、QAエンジニアも在籍)
プロダクト開発体制 私がPM、QA、開発などほぼすべてを兼務 PMとデザイナーの責任者を採用、役割が分担。開発もエンジニアに委譲
開発プロセス 明確なプロセスなし スクラム導入、2週間スプリントで自律的な改善サイクルを運用中
ドキュメント、タスク管理 Google docs、スプレッドシート、Asana(タスク管理のみ)など散在 Notionで一元管理

技術スタックと開発環境の比較

2年間でプロダクトの技術基盤はリプレイスしました。同じプロダクトとは思えないほど変わっています。
なぜリプレイスしたのか、これらの技術スタックを選択したのか、どのように進めたのかは別記事に書きます。

カテゴリ 入社時 現在
フロントエンド Vue 2/JavaScript、S3、CloudFront React/Next.js/TypeScript、Amplify、S3、CloudFront
バックエンド C#、EC2、RDS Aurora 2 Go、ECS、RDS Aurora 3
バッチ処理 C#、EC2 Go、ECS、Lambda、EventBridge
モバイルアプリ Flutter 2 Flutter 3
コード管理 AWS CodeCommit GitHub

特筆ポイント

  • 静的型付けの採用: TypeScript導入により、フロントエンド開発の効率と品質が向上。
  • Go言語への移行: Goの後方互換性が特に好き。(C#もずっと使ってるので好きです)
  • コンテナ化: ECSを採用し、Dockerを活用した開発フローに移行。

Ops環境とツールの進化

自動化、可視化を推進しました。開発生産性と品質向上に貢献しています。

項目 入社時 現在
CI/CD環境 CodeBuild/CodeDeploy、手動デプロイ GitHub Actions、自動デプロイ、PRごとのPreview環境
テスト テストコードはゼロ テストコード必須化、テスト成功がマージ条件
監視と可視化 ほぼ未整備 DataDog導入・SLI/SLO設定、生産性可視化(Findy Team+)
セキュリティ強化 なし 定期的な脆弱性テストと対応
開発者体験向上 なし GitHub Copilot導入、StorybookでのUI開発効率化

渡辺個人の変化

完全にコンフォートゾーン抜けて、新たな挑戦に取り組んでいます。
もちろん、他のエンジニアメンバーも役割が変わったり増えたりしていて、全員が成長しています。

項目 入社時 現在
役割 PM、QA、エンジニア、組織づくりを兼任 組織課題解決と中長期的戦略に集中
責任範囲 要件定義からリリースまで全て担当 プロダクト開発はチームに委譲、新たな課題に挑戦

今後の展望

プロダクトの成長を支えつつ、事業活動にもどんどん貢献していく開発組織になります。
また、技術ありきではなく、課題に対してどのように技術で貢献できるか?を大事にしていきます。

  1. 事業成長にあわせた技術基盤、組織の強化
    • 品質、スケーラビリティ、セキュリティを考慮した技術基盤を継続して構築。
    • それを支えるための開発組織の拡大。(なので、いっぱい採用したいです!)
  2. データ基盤の強化
    • BigQueryにあるデータのメンテナンス性やデータ活用の容易性を改善。
    • 積極的にデータ利活用する企業文化の醸成。
  3. 生成AIの活用
    • プロダクト開発や業務効率化に生成AIを活用。

おわりに

2年間を振り返ると、Mediiの開発組織と技術基盤は大きく変化しました。
これからもエンジニアリング組織は進化を続けていきます。

スタートアップ特有の変化や、成長スピード、不確実性が高い状況に泥臭く立ち向かえる方は、
今のMediiのフェーズはすごくマッチすると思います。

Mediiに少しでも興味を持っていただきた方は、ぜひ一度お話ししましょう!お待ちしております!

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