エンジニアのキャリアを長持ちさせる7つのコツ
40代後半で、ソフトウェアエンジニアになることにしました。
家族や親類はいい年になって新しい職業を選んだことをとても心配してましたが、本人はなんとなくうまくいくと思っていたし、ビジネスは軌道にのり、日々楽しくエンジニアとして仕事ができてます。
今振り返って、心がけていてよかったなと思うことを7つ挙げたいと思います。若い人向けには、まぁ日頃のちょっとした心がけで、そんなには将来心配いらないですといいたいわけですが。
1. フィジカルに気を配る。食べ物のバランス、腰や頚椎、手首などが怪我しないように最新の注意を払う。
椅子は良いものを使い、体幹を鍛え柔軟に保つ。横ノリのスポーツをやる時にはプロテクターを必ずつける。
廃盤ですがミラアームを使ってます。中古でも結構数が残ってるし、新しいものよりも私には良いです。
ちょっとした怪我が地味に治りが遅いんですよ。手首や指なんかの怪我は要注意です。ペットボトルやシャンパンのボトルを力任せに開けることもかなり注意が必要です。
2. 生活習慣を整える。コーディングスタイルは不思議と生活が出ると思います。
プレッシャーのかかる状況で自分を保つことが、技術そのものよりも大事で、それは寝巻きで寝るとか、清潔な寝具で寝るとか、清潔で畳んだ衣類を着ているとかそういうところから来ると信じてます。
不精な人は長続きしないと思います。
3. 年代の違う人と張り合わず相手が快適に感じる適切な距離感を保つ。若い人とは仕事のサイクルやペースが違ってきます。
認知のフレームを切り替えるスピードや頻度というんでしょうか。まぁ、はっきり言えばこちらが遅いんですが、それを張り合って無理に早めるといいことが全くないです。
相手に気を使わせず、自虐もせず、アジェンダを整理し相手方が不快にならないペースで淡々とコミュニケーションするんです。
(どんなに気持ちよく酔っていて、しつこく求められても、1990年代のビジネス環境がどうであったか、について語ってはいけません。灰皿投げられたとか、裸踊りのエピソードがオチにたどり着く前に、コミュニケーション上の大事故になってしまい、損害保険みたいなものも適用されないので申し訳ないことこの上ないです。)
4. 淡々と日々技術を更新する。使う言語やOSのバージョンも、パソコンもiPhoneも淡々と最新版(厳密にはリリース後少し経った安定版)に更新する。
5. フロントエンドやインターフェイスは加齢感が出やすいので研究と投資を惜しまない。いけてるかわいいアイコン、iPhoneに寄せたシンプルな部品、プロンプトやポップアップなどなど。
6. 状況が切迫している状況でも落ち着いて淡々と仕事をする。数少ない年の功がでる状況で冷静に判断しきちんと結果をだす。
まぁ、良い意味での鈍感力を鍛えて、逃げずに粘り強くやるというわけです。
7. メンタルを良好に保ち、好奇心を大事に育てる。
メンタルの状態についてのメタ認知ができるようにして、生産的な領域できるだけ長く止まるようにする。
タスクの節目で自分へのご褒美を設定する。脳みそを騙すだけだから、コンビニのスイーツで私には十分機能します。
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