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TinyGo で Raspberry Pi Pico の Lチカ

2022/08/15に公開

はじめに

TinyGo も割と名前が知られる様になってきていますが、難しいと思っておられる方もいそうなので、TinyGo を使って Raspberry Pi Pico の Lチカ をする最小手順を書いておきます。

本当に簡単です。

Raspberry Pi Pico を買う

Switch Science さんで買って下さい。スタバでコーヒー1回我慢したら買えます。

https://www.switch-science.com/catalog/6900/

接続

ブートセルボタンが付いていて、押しながら Windows PC と USB 接続するとエクスプローラが起動します。ここに uf2 という形式のファイルをブッ込みます。

通常の言語のツールキットでは、まず Linux elf 形式で実行モジュールを作成し、elf2uf2 というツールを使って elf 形式から uf2 に変換、それをエクスプローラからコピーするのですが、TinyGo は便利なので、この転送モードの最中に以下を実行するだけです。

tinygo flash -target=pico main.go

追記

https://twitter.com/sago35tk/status/1559381187621158912

試す

コードも簡単です。

package main

import (
	"machine"
	"time"
)

func main() {
	led := machine.LED
	led.Configure(machine.PinConfig{
		Mode: machine.PinOutput,
	})
	for {
		led.Low()
		time.Sleep(time.Second)
		led.High()
		time.Sleep(time.Second)
	}
}

上記の手順通りに実行したらエクスプローラが勝手に閉じて LED が点滅します。

簡単ですね!

おわりに

TinyGo を使って Raspberry Pi Pico の Lチカ をする最小手を書きました。お子さんの夏休みの宿題にピッタリかもしれませんね。

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