Closed4
rubocopにおいてRails/PluckInWhereを有効化するかどうかが悩ましい問題の解決法
以下のようなコードがあったとすると、
ids = User.where(company_id: ).pluck(:id)
rubocop -Aを実行してauto fixを掛けると以下のように変更されてしまう。
ids = User.where(company_id: ).select(:id)
しかしながら返り値が変わるので等価ではないので要注意です。
変更前はArrayだが変更後は、ActiveRecord::Relationです。
Rubocopの仕様書を見るとUnsafeなので、-A
オプションを使ったときだけ強制的に自動修正されます。
-A
を多用する方は要注意です。
このルールは以下のCopで定義されている。
Rails/PluckInWhere
単純に、オフにすれば回避できるのですが、オフにしたところで今度は本当にパフォーマンスが改善できる可能性のあるコードを見つけられなくなってしまう問題が発生します。
極端な例ですが、以下のようなコードがあったとすると、
Post.where(user_id: User.where(company_id: ).pluck(:id))
以下のように書き換えたほうがパフォーマンスが良いのでrubocopに見つけてほしいところではあります。
Post.where(user: User.where(company_id: ))
なので、このように設定しておくのが良さそうです。
Rails/PluckInWhere:
Enabled: true
AutoCorrect: false
以下のようなコードはautofixで修正しても等価です。
User.where(id: Project.where('id < 100').pluck(:user_id))
変更後
User.where(id: Project.where('id < 100').select(:user_id))
以下の設定を.rubocop.ymlに入れることで運用することにしました。
Rails/PluckInWhere:
Enabled: true
AutoCorrect: false
このスクラップは23日前にクローズされました