遊技機(パチンコ・パチスロ)の演出企画ってどんなお仕事?
こんにちは!アミューズメント事業部 企画課のSです!
私は普段、遊技機(パチンコ・パチスロ)の企画開発を担当しています。
今回は 「演出企画」 にフォーカスし、ご依頼を受けてから業務が進行する過程を、架空のパチスロタイトルを例に紹介します!実際のお仕事内容や進行過程はお客さま(クライアント)によって異なりますので、あくまで一例としてご参考いただければ幸いです。
1. どんな依頼が来るのか
最も多いのが、「液晶演出の方向性を決めて、この台(機種)全体の演出を考えてほしい!」という内容です。タイトル(IP)の世界観に合わせた映像の構想(コンセプト)をまとめ、実際に画面で動く演出やデザインをプランニングするのが演出企画の第一ミッションです
2. 提案の流れ
1【方向性の提案(映像コンセプト)】
まずは「どんな世界観を画面で表現するか」や「モチーフやカラーリング、演出テンポのイメージ」を提案します。ここで映像の軸を固め、演出やデザインの指針を決定します!
2【市場&競合リサーチ】
市場動向の把握と競合機種のリサーチをすることはとても重要です!企画担当者は常にアンテナを貼って市場動向をチェックします。既存機で「好評だった演出」や「評価が伸び悩んだ演出」を分析し、その背景にある要因を可能な限り解明、言語化していきます。得られた知見を設計に反映し、説得力のある演出を提案することも企画者に求められます。
4. 演出承認
3【演出仕様書の作成】
採用された演出は仕様書に落とし込んでいきます。
演出の用途、シーン構成、分岐条件、チャンスアップ要素など、詳細を記載した仕様書を作成し、クライアント提出します。ここでクライアントから承認が得られれば、正式に演出として採用され制作フェーズへ移行します!
まとめ
今回は架空のパチスロタイトルを例に、「演出企画」 のお仕事と業務過程を一部紹介させていただきました。演出企画は、『情報収集力×アイデア×論理』を武器に、市場やお客様の声を的確に捉え、液晶演出を通じてユーザーに驚きと興奮をもたらす仕事です!自分の発想が形となり、多くの人に喜ばれる達成感は格別です!本記事が、遊技機の演出企画に興味を持つきっかけや、挑戦への一歩になれば幸いです。
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