エンジニア技術振り返り会
こんにちは!
株式会社マトリックス 開発部 技術課の雉鳥です!
今回は、技術課で行っている施策のひとつ、技術振り返り会を紹介します。
技術振り返り会とは?
技術振り返り会は、開発で得た知見や、個人学習の中で学んだことをエンジニア内で共有する会とのことです。
自分自身がどんなことに興味があるのかを伝えるきっかけにもなるので、技術っぽいことならテーマは自由にしています。
発表者は、自分が学んだことや取り組んだことについて、簡易な資料を用いて説明します。
実施に至った経緯
「技術振り返り会」を始めたきっかけは、技術課全体の技術力向上と、コミュニケーションの活性化を強化できないか。という話題から発足しました。
これまではナレッジベースを用いて情報共有を行っていましたが即時性に欠けており、他のプロジェクトで類似の問題が発生した際にナレッジが活きないことがありました。
また、各メンバーが抱えている課題や疑問を気軽に共有できる機会をもっと増やしたいという意図もあり、気軽に知見を共有できる場を作ろうということで技術振り返り会が始まりました。
技術振り返り会の流れ
ここからは実際にどのような流れで実施してるかを紹介します!
資料準備
発表者は、10ページ前後の発表資料を作成します。
技術振り返り会用のテンプレートを作成しており、共有したい内容を簡潔に記載するだけでよいため、
資料作成に苦労しないで済むようにしています。
発表内容は、プロジェクトの成果、新しい技術の調査、個人学習の成果など、多岐にわたります。
定例の場で発表
技術課では毎週エンジニアが集まってプロジェクトの共有などをする定例会議があります。
この定例会議後に技術振り返り会を開催し、数十分程度の発表を行います。
アンケート実施
発表後、Webアンケートを実施し、発表内容に対する評価や改善点などを収集します。
アンケートでは興味を引ける内容だったか、難易度はどうだったか、他に興味あるテーマは何か等を回答してもらっています。
このように、他のメンバーからのフィードバックを受けることで、今後に向けての意欲につなげています。
過去の事例
実際に過去に行われた内容を少しご紹介です。
- BehaviorTree使ってみた
UnrealEngine5のBehaviorTreeを触ってボスの挙動を組んでみたという内容です。
社内コンペ用の作品を作る際に個人学習で得た知見が共有されました。
- GoogleフォームとGAS(GoogleAppScript)
Googleフォーム(FB用アンケート)とGASを連携し自動で対象者毎に集計し閲覧出来るようにしてみるといったトライです。
- ちょっと便利なWidgetReflector
UnrealEngine5でWidget関連のデバッグを行う際に使用した機能の共有でした。
- そのほか
このように、実際に開発で活きる内容から個人のトライまで広い範囲で発表をしています。
まとめ
技術振り返り会に関していかがでしたでしょうか。
発表というと委縮してしまうことが多いかと思いますが、非常にカジュアルな雰囲気で開催しているため、「発表をする」ことのハードルを下げ、ナレッジを共有する意欲をあげるようにしています。
この他にも、エンジニア全体のレベルアップを考えて社内での取り組みをしていますので、またどこかで紹介していきます。
次回はエンジニア以外の施策を掲載する予定です。
お楽しみに!
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