マトリックスの企画講習会のヒミツ
こんにちは!
株式会社マトリックス ゲーム事業部企画課長のJ.Tです!
今回は、年間を通じて毎月行われる「企画講習会」について紹介します。
企画講習会とは?
企画アドバイザー兼課長職をやっている私が、年間を通じてほぼ毎月、企画講習会なるものを開催しています。「面白いゲームを作れるようになりたい」という大堀(弊社代表)からの相談を受けて、発足した社内行事です。
企画スタッフに対する教育が目的ですが、
- 単にメソッドを紐解いてもなんだか面白くない
- そもそもの私がやってて面白くない
- かといって役に立たない御託を並べても、にわかなカリキュラムでは簡単にメッキがはがれてしまう
教育対象となるスタッフは年齢もキャリアも様々なプランナー。大切な仲間/部下ではあるものの、譲れないところは千差万別ある状況。
はあ… 自分で考えておきながらも、なんともやっかいな取り組みを始めてしまいました。はてさてどうしたものでしょうか?
記憶に残る講座を心がける
良くも悪くも対象となるのはプランナーです。面白さを企てることを商売にしているので、面白アイデアに訴えれば、きっと気持ちが届くはず。
つまり変に「為になる」ことを言うよりも、今後の講座に興味がわくようなインパクトを与えることを第一に考えることにしました。
講座のテーマは「自分自信の物差し(価値基準)を持とう」にしました。そしてそれっぽいお題目と共に「ロゴ入りの物差し」を教材として配ったところ、そこそこウケました。
掴みはオッケーです。
ロゴ入りの物差し
独自の視点を披露する
第2回では、へんな図とナゾの用語で参加者を不思議な気分にさせる作戦にしてみました。そういうと何だか詐欺めいていますが、もちろん嘘やインチキでは困ります。
マトリックスは様々な受託業務を行っていますが、案件ごとにかなり性質が異なります。その性質に則った活躍や知見を得て欲しいことから、虹のグラデーションにヒント得てプロジェクト毎の特徴を説明しようとしています。
なんだかそれっぽいものができました。自分も賢くなったような気がするので、きっと受講者も賢くなるはずです。
ネタ切れまで突っ走れ
企画講習会は7月から始め第三回までをなんとか終えることができました。「毎月やると言ってしまったのは嘘です」と、大堀に頭を下げたくなる日もありますが、私だって企画のプロ。プランナーでなかった年月のほうがはるかに短い年齢になりました。
来月は座学から離れて初めての演習。企画書の書き方を紐解いて教えることが主旨になりますが、果たして面白い講座にできるでしょうか?
ネタに詰まって嘘を教えだすまで時間の問題のような気がしてきましたが、まだもう少し頑張れそうです。
にわか講師の試行錯誤はまだまだ続きます。
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