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Laravel migrations関係のメモ
Schemaを作成する際の注意点
integerでautoIncrement,unsignedの設定
integerの引数は以下のような設定になっており、第2引数でautoIncrement、第3引数でunsignedを設定することが可能である。
直感的ではないが、autoIncrement()やunsigned()を使わない書き方もできることは頭に入れておいても良いかもしれない。
integer($column, $autoIncrementのbool値, $unsignedのbool値)
/**
* Create a new integer (4-byte) column on the table.
*
* @param string $column
* @param bool $autoIncrement
* @param bool $unsigned
* @return \Illuminate\Database\Schema\ColumnDefinition
*/
参考記事:
マイグレーションの修飾子
修飾子 | 説明 |
---|---|
->after('column') | カラムを別のカラムの「後に」配置(MySQL) |
->autoIncrement() | INTEGERカラムを自動増分(主キー)として設定 |
->charset('utf8mb4') | カラムの文字セットを指定(MySQL) |
->collation('utf8mb4_unicode_ci') | カラムの照合順序を指定(MySQL/PostgreSQL/SQL Server) |
->comment('my comment') | カラムにコメントを追加(MySQL/PostgreSQL) |
->default($value) | カラムの「デフォルト」値を指定 |
->first() | テーブルの「最初の」カラムを配置(MySQL) |
->from($integer) | 自動増分フィールドの開始値を設定(MySQL/PostgreSQL) |
->invisible() | SELECT *クエリに対しカラムを「不可視」にする(MySQL) |
->nullable($value = true) | NULL値をカラムに保存可能に設定 |
->storedAs($expression) | stored generatedカラムを作成(MySQL/PostgreSQL) |
->unsigned() | INTEGERカラムをUNSIGNEDとして設定(MySQL) |
->useCurrent() | CURRENT_TIMESTAMPをデフォルト値として使用するようにTIMESTAMPカラムを設定 |
->useCurrentOnUpdate() | レコードが更新されたときにCURRENT_TIMESTAMPを使用するようにTIMESTAMPカラムを設定(MySQL) |
->virtualAs($expression) | Virtual generatedカラムを生成(MySQL/PostgreSQL/SQLite) |
->generatedAs($expression) | 指定のシーケンスオプションで、識別カラムを生成(PostgreSQL) |
->always() | IDカラムの入力に対するシーケンス値の優先順位を定義(PostgreSQL) |
->isGeometry() | 空間カラムのタイプをgeometryに設定 - デフォルトタイプはgeography(PostgreSQL) |
--- | --- |
->primary('id') | 主キーを追加 |
->primary(['id', 'parent_id']) | 複合キーを追加 |
->unique('email') | 一意のインデックスを追加 |
->index('state') | インデックスを追加 |
->fullText('body') | 全文検索インデックスを追加(MariaDB/MySQL/PostgreSQL) |
->fullText('body')->language('english') | 特定言語のフルテキストインデックス追加 |
->spatialIndex('location') | 空間インデックスを追加(SQLiteを除く) |
--- | --- |
参考:
Laravel11へアップデートする際の注意点
Laravel10から11のUpdateに伴って、「カラムを変更する場合、変更後もカラム定義を維持したいすべての修飾子を明示的に含める必要があります」となったため、より注意が必要です。
参考:
Discussion