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Xserver DomainからCloudflareにドメイン移管をした際の備忘録

2025/02/10に公開

ドメインをCloudflareで一括管理すべく、先日初めてドメイン移管をしたので、その際の手順や躓いた箇所をまとめた備忘録です。
ドメイン移管中は、個人情報が丸見えになってしまうので注意してください。

環境

移管前
ドメインの管理 : Xserver Domain
レンタルサーバー : Xserver

移管後
ドメインの管理 : CloudFlare
レンタルサーバー : Xserver

事前準備

CLoudflare アカウントの作成

やることリスト

  1. Xserver Domain側で、ドメインの解約(永久無料ドメインはサポートに連絡して、更新料を支払う)・代理Whois情報をOFF・DNSSECの解除(契約者の場合)

Whois情報に関して、Cloudflareに登録している個人情報と、公開しているWhois情報はちゃんと一致しているかを確認する。氏名・住所。

  1. Cloudflareダッシュボードから、ドメイン登録 > ドメイン移管 を選択 +ドメインの追加を選択する。移管したいメールアドレスを入力すると、自動でDNSレコードの情報を引っ張って来るので、適当に修正する。

今回、CloudflareのプランはFreeを選択する。(後で変更可能)

example

タイプ 名前 コンテンツ プロキシステータス TTL
A example.com 123.456.789.XXX DNSのみ 自動
A *.example.com 123.456.789.XXX DNSのみ 自動
CNAME www example.com DNSのみ 自動
MX example.com mail.example.com DNSのみ 自動
TXT example.com v=spf以下略 DNSのみ 自動

AレコードのプロキシはON/OFF どちらでも可、移行完了後に設定するのもあり。
MXレコードはプロキシをOFFにする。ONだとメールが届かなくなる注意

CloudflareのDNSレコードと、Xserver側のレコードを比較して、Aレコード、MXレコード、TXTレコードの内容に間違いが無いかをよく確認する。

  1. 設定完了後、CloudflareからNSレコードが自動生成されるので、それをXserver DomainのDNSレコードに追加する。

ns1.cloudflare.com
ns2.cloudflare.com

Xserver Domainに登録されているCloudflare以外のレコードはすべて削除する。
レンタルサーバー内のDNSレコードを変更しても意味がないので注意

  1. Cloudflare側でDNS CHECKを実行して、問題なければ1~2日ほどでXserverから移管承認メールが届くので、承認する。移行完了まで1週間程度かかる。

承認メールが届くのはWhoisに登録しているメール宛

  1. 移行が完了したら、WhoisプライバシーDNSSECを有効にする(1日程度)

おわり

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