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Xserver DomainからCloudflareにドメイン移管をした際の備忘録
ドメインをCloudflareで一括管理すべく、先日初めてドメイン移管をしたので、その際の手順や躓いた箇所をまとめた備忘録です。
ドメイン移管中は、個人情報が丸見えになってしまうので注意してください。
環境
移管前
ドメインの管理 : Xserver Domain
レンタルサーバー : Xserver
移管後
ドメインの管理 : CloudFlare
レンタルサーバー : Xserver
事前準備
CLoudflare アカウントの作成
やることリスト
- Xserver Domain側で、ドメインの解約(永久無料ドメインはサポートに連絡して、更新料を支払う)・代理Whois情報をOFF・DNSSECの解除(契約者の場合)
Whois情報に関して、Cloudflareに登録している個人情報と、公開しているWhois情報はちゃんと一致しているかを確認する。氏名・住所。
- Cloudflareダッシュボードから、
ドメイン登録
>ドメイン移管
を選択+ドメインの追加
を選択する。移管したいメールアドレスを入力すると、自動でDNSレコードの情報を引っ張って来るので、適当に修正する。
今回、CloudflareのプランはFreeを選択する。(後で変更可能)
example
タイプ | 名前 | コンテンツ | プロキシステータス | TTL |
---|---|---|---|---|
A | example.com | 123.456.789.XXX | DNSのみ | 自動 |
A | *.example.com | 123.456.789.XXX | DNSのみ | 自動 |
CNAME | www | example.com | DNSのみ | 自動 |
MX | example.com | mail.example.com | DNSのみ | 自動 |
TXT | example.com | v=spf以下略 | DNSのみ | 自動 |
AレコードのプロキシはON/OFF どちらでも可、移行完了後に設定するのもあり。
MXレコードはプロキシをOFFにする。ONだとメールが届かなくなる注意
CloudflareのDNSレコードと、Xserver側のレコードを比較して、Aレコード、MXレコード、TXTレコードの内容に間違いが無いかをよく確認する。
- 設定完了後、CloudflareからNSレコードが自動生成されるので、それをXserver DomainのDNSレコードに追加する。
ns1.cloudflare.com
ns2.cloudflare.com
Xserver Domainに登録されているCloudflare以外のレコードはすべて削除する。
レンタルサーバー内のDNSレコードを変更しても意味がないので注意
- Cloudflare側で
DNS CHECK
を実行して、問題なければ1~2日ほどでXserverから移管承認メールが届くので、承認する。移行完了まで1週間程度かかる。
承認メールが届くのはWhoisに登録しているメール宛
- 移行が完了したら、WhoisプライバシーとDNSSECを有効にする(1日程度)
おわり
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