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VimConf 2024へ参加して体感したお気持ち

2024/11/24に公開

はじめに

2024/11/23(土)にVimConf 2024へ参加しました。
帰ってきて執筆開始したのでめっちゃ眠いです。

https://vimconf.org/2024/

セッション内容については各々後日公開されるであろう動画で視聴いただくとして、個人として何を感じたかまとめたいと思います。

最初にお気持ち表明にしては長過ぎるので結論を言うと

若いころ大人に言われた「結局は人よ」が全部詰ってた

です。


ここの

ここ

当時の私

  • 年齢
    • 30歳
  • Vimmer歴
    • 11ヶ月
  • エンジニア歴
    • 6年目
  • 性格
    • 技術力がつくまでは遅い
    • コミュニケーションが得意で物怖じしない
    • 大人数のコミュニティは実は得意ではない
  • その他
    • 仕事の悩みが今までのなかでピークにある

感じたこと

人が全て作っているという実感

Vim内で有名な開発者に数多く出会いました。

その中でも印象的だったのはChristian Brabandt氏(現在のVimのメインメンテナー)のセッション内容でした。
彼はBram氏が亡くなったあとのコミュニティをどう存続するべきか、Bram氏が残したもの残せなかったもの含めてどうするか葛藤しておりました。
https://github.com/chrisbra
Vimは漠然と道具の一部の気持ちでいましたがOSSはこうやって支えられていると体で実感ができたのは良い体験でした。

人が開発していて、運営している。
OSSは言語含めて業務で使うのが当り前すぎてそんなことすら薄れていました。
丁度、現在関りがある人もOSSでissueを建てたり、PR出していたりしてOSSとの関係性に感動していた時なので二重で刺さりました。
コミッターの方々をネット上の世界で知った気になっていますが、彼等の活動を理解、認識できているようでいできていないな~と明確に思いました。

そもそもVimConfは日本で運営されている国際カンファレンスと聞きました。
それも運営の方々が出演のアポや会場準備などのお陰でもあるのです。
https://vimconf.org/2024/#menu-staff

Vimという媒体の柔軟性

このカンファレンスの題目は言語ではなくVimなのです。
これが何を意味するか解りますか?

プログラミング言語はなんでも良いわけです。
開発会社の形態も B to C だろうが B to B だろうがなんでも良いわけなのです。

発表者の内容もコミュニティの維持からVimのソースコードハックまで多岐に渡りました。

この柔軟性こそがエンジニア向けの発表になったのかと思いました。
そしてあの会場のGeekな雰囲気が大きなコミュニティが苦手でも居心地が良く感じられました。

直接感謝を伝えると言うこと

私は今現在、チームはどうあるべきかを考えることが多くなりました。
丁度Team Geekを軽く読み終わり、HRTの思想は今まで経験してきた全ての業界でも当てはまったため共感していました。
また、経歴、経験から製作者側の思考が人生観の一部としてありました。

  • カードゲームなどで面白いデッキを作り人に見せる
  • 声優を目指し、表現し、人に伝える
  • エンジニアとして顧客のために機能を実装する

その中でPlugin開発者やvim-jpラジオなどの方々に直接お会いする機会が会ったため「楽しんでいます」、「便利に使わせて頂いています」など軽く伝えられたのは良かったと思います。
この記事もvim-jp運営の方々への感謝を込めて制作しています。
https://vim-jp-radio.com/

timesが現実になった話

有名なPlugin作者の方がtimesに入って来て、感謝を伝える様子


リアルでも同じように伝えられました(一緒にいたの奇跡)

また、私がvimconfに積極的になれたのも、以前登壇したゴリラ.vimのお陰でもあるため解る範囲で関係者の方々と話す機会があれば感謝を伝えました。
https://gorillavim.connpass.com/

個人としての成果

以下で登場する人物についてはセッションを参考にしてください
https://vimconf.org/2024/sessions/

Christian Brabandt氏への質問

一年未満は初心者と謳っている?のですが、その間で出来る最大の事が出来たと思います。
私はあの会場内ではまだまだSoftware Engineerとしても、VimmerとしてもBeginnerだと感じていました。
私の質問内容は以下のようにしました。

「私はVimを使い始めてから日が浅いBeginnerです。私がBeginnerとしてこのコミュニティへ貢献するとき、何をすることが望ましいですか?」

始めはコミット活動と勘違いされましたが、やりとりを経て以下の回答を頂きました。

「まずはvimtutorでコマンドを覚えましょう。そのあとはこの様にコミュニティに参加しても良いですね。あとは実際にバージョンが上った際に変更点を確認してみましょう。そしてバグを見つけたら報告しましょう。」

なんの変哲もない回答に感じるかもしれません。
ですが私にとっては彼から直接この言葉を聞けたことにとても意義を感じました。(上記の台詞は簡単に記述しましたが彼はもっと丁寧に詳細に説明をしてくれました)

余談ですが、懇親会でたまたま目が合って私質問しました!すら英語で言えなくてGoogle翻訳を使いました、情無い。。。

https://youtu.be/bopbmRyHQog?si=ViqPJxEomTtQJQhY&t=3521

TJ DeVries氏との戯れ

https://github.com/tjdevries

彼のセッッションは個人的に物凄くお気に入りで、前述の通り別途記事を作成予定です。
そんな熱いセッションを聞いたあとにvim-jpのslackでなんか戯れられてとても興奮しました。
ちなみに近くにいたから解るのですが、セッション中興味があれば該当リポジトリは開くし、Slackの気になった発言はGoogle翻訳して返信するなどとても積極的でした。

セッションと関連性のないぼやき

WezTerm + NeoVim + Telescope 環境なのが見えた


!!!!????!?!?!?!!????!?!

巨大望遠鏡

Telescopeの威力は実はこれぐらいなんじゃねって冗談で投稿した


また絡んできた!!???!!?

Telescope meme




new plugin telesscooOpe.nvim!!

この名前に変えるってよ()

Shougoさんとの邂逅

https://github.com/shougo
私は少い機会では大胆に行くほうが後悔しないと思う経験&性格で、今回もどうせ聞くなら前で臨場感を味わいたく入って二列目の右側の席に座りました。
後から気がついたのですがTJが目の前だし、右隣がShougoさんだしでみんな座りづらかったんじゃないか説がありました。
相変わらず運とキチガイな度胸だけはありますね、私。

なんやかんやで後から知り、取り敢えず話しかけてみるかと何度かチャレンジした結果...

ヒ ー ト ア ッ プ し て 設 定 の 素 晴 し さ を 語 ら れ ま し た

以前、ゴリラ.vimで登壇した際に「設定出来ることが良い」みたいなニュアンスで発表しました。
https://zenn.dev/gmomedia/articles/beginners_have_a_chance_to_speak_on_stage

その結果、暗黒適正がある初心者みたいなレッテルを貼られました(?)
実はこの段階ではShougoさんのことはあまり存じ上げなく、無意識でやってました。

設定の素晴しさも言葉が強いだけで理論があって面白かったです。
これは文面だけではなく、直接聞けたのはとても大きな体験の一つでした。
気になる方がいれば内容は公開できますが、記事にならないぐらいの微妙な濃さなのでどうしようかなーという感じです。

まとめ

私のような大人数のコミュニティでガヤガヤ絡むのが苦手でも有意義な時間を過せました。
自分の長所も活かして存分に楽しめたのではないのでしょうか。

正直、この熱量を来年以降持ち続けることは出来なかもしれません。
ですが、一年目に体験した特別な思いを記事に残したく、自分の気持ちを整理してみました。

(少しずうずうしく動きすぎたかなとも思います。迷惑かけてなければ良いけど。。。)

エンジニアとして業務をしてきて割と疎かにしがちですが、結局は人でしたというのを全身で感じられたVim conf 2024でした。
ありがとうございました!

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