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Bitwardenでバックアップを取る手順(CLI)
モチベーション
この記事では、Bitwardenに保存しているアイテムをバックアップする手順をまとめます。
万が一アカウントにアクセスできなくなり、削除せざるを得なくなった場合に備えて定期的にバックアップをとっておくことは大切です(私はバックアップをとってなくて一度死にかけました・・・)。
方針
- マスターパスワードは絶対に忘れないように準備する。これは大前提ですね。
- バックアップはUSBメモリーに保存する。
- ネットに繋がらない、または保存した場所にアクセスできない場合を想定してUSBメモリーを選択しました。火事の場合はどうしようもないですね。
前提
- MacOS
-
bitwarden cliをインストール済み
- 私はHomebrew経由でインストールしています。
手順
以下の手順で行えばOKです。基本的にはTerminal上で完結するようにしています。
- ログインしていなければbitwarden cli上でログインしておきましょう。
マスターパスワードの入力を2回求められます。
bw login
- CLIで全てのアイテムをエクスポートします。 see here
この手順でもマスターパスワードの入力が求められます。
bw export --output [output-path] --format json
- zipでパスワードをかけて圧縮します。そのまま保存してしまうと誰ても見れてしまうのでこの手順は推奨だと思います。その時点でのマスターパスワードが良いでしょう。
zip -er [output file name].zip [vaults].json
- パスワード付きzipを作成したら元のjsonファイルは速やかに削除しましょう。
rm [vaults].json
- 最後に外部メモリにzipファイルを移動しましょう。
mv [vaults-with-password].zip [external volume path]
以上がbitwardenのアイテムをバックアップする手順でした。
パスワードマネージャーを使うことでセキュリティは向上しますが、やはりアカウントにアクセスできなくなった際の絶望感は半端ではないので、定期的にバックアップはとっておきましょう。
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