Kagiでストレスのない検索を
Kagiとは
検索エンジンです。試用にも登録が必要で、本格利用は有料です。
しかし、広告は出ません。検索を自分好みに細かくカスタマイズできます。
Google検索をやめ、Perplexityを使っていましたが、結果が出るまでのスピードに不満があり試してみました。
以下にKagiのサマライザーで要約したコストに関する考え方を掲載します。
Title: The real cost of "free" search | Kagi's Docs
ウェブページ「無料検索の真のコスト」は、特に広告によって資金提供されている無料検索エンジンを使用する際の隠れた費用について論じています。2022年に広告主が1853億5000万ドルを費やしたことを強調し、この数字は2028年までに2610億ドルに達すると予想されています。その結果、検索結果が混雑し、応答が遅くなり、プライバシー侵害が増加します。著者のセルゲイ・ブリンとローレンス・ペイジは、広告主主導の検索エンジンがユーザーのニーズよりも広告主を優先することになり、検索の質が低下すると警告しました。このページは厳しい数字を示しており、2023年にGoogleが760億ドルの広告収入を上げ、年間約277ドルをユーザーから得ていることを指摘しています。これは、ユーザーの注意を最高入札者にオークション形式で提供していることを意味します。Kagiは、ユーザーが検索サービスに直接支払う代替モデルを提供しており、利害の対立を回避し、プライバシーを強化し、ユーザーの満足度に焦点を当てています。Kagiのサブスクリプションプランは月額5ドルから始まり、より倫理的でユーザー中心の検索体験を促進しています。このメッセージは、価値のあるウェブは支払う価値があることを強調し、ユーザーに広告主よりも自分のニーズを優先するサービスに投資するよう促しています。最終的には、「無料」検索の概念に挑戦し、ユーザーに自分の時間と注意の真のコストを考慮するよう促しています。
私も最初は少し高いなあと思いましたが、Freeプランで検索を試し気に入り、LLMとの連携など使い勝手の良さから月25ドルのULTIMATEプランを使いはじめました。Perplexityに月20ドル払っていますが、プラス5ドルでストレスのない検索が無制限にできると思えばKagiでいいのかなと考えています。
ただし、LLMチャットはリリースまもない(2024/9)こともありChatGPT,Claude,Perplexityには機能や使い勝手に劣るかもしれないです。ただPerplexityも半年前使いはじめた時は使い勝手が悪かったのが、今かなりよくなっているのでKagiも将来に期待しています。
全ての機能を紹介することはできませんので、いくつかユースケースに沿った動画をyoutubeで公開します。
1 ヘッドホンを検索して検索結果が気に入らないので特定のサイトのランクを下げる
2 本能寺の変を検索して、AIにサマリーしてもらい、そこからチャットに移動して質問を重ねる
3 レンズというカスタム検索機能を使って、Deno docでhttp serverを検索し、翻訳してもらう
なかなか良さそうな気がしませんか?ただしAIが関係する機能は、ULTIMATEプランが前提になります。
AIチャットで使えるモデルも挙げておきます。(2025/1現在)
ULTIMATEプランはなかなかハードルが高いと思うので、「こんなことはできないか?」と質問ありましたら可能な範囲で調べてみます。
Kagiを結構気に入ってしまったのでサービスが継続するといいなと考えて、この記事を書きました。また発見や新機能の追加があれば書きたいと思います。
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