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JIRAのバックログに重要度と緊急度を表示して優先順位を整理する方法
モチベーション
JIRAのタスクの優先順位をアイゼンハワーマトリクスで整理したかったのですが、
バックログに重要度・緊急度を表示する方法が分からなかったので調べてみました。
最終イメージ
こんな感じでバックログとアクティブスプリント上に重要度と緊急度を表示して、
参考にしながら優先順位を考えることが出来るようになります。
カスタムフィールドを追加
まずは重要度と緊急度用のカスタムフィールドを追加しましょう。
右上の設定から「課題」をクリックします。
次にサイドバーのカスタムフィールドから右上の「カスタムフィールドを作成」をクリックします。
フィールドタイプはラジオボタンを設定します。
重要度・緊急度ともに以下のように記入できたら作成をクリックします。「高」のようにしか表示されないので区別がつくように【重要度】と接頭語をつけるようにしています。
重要度・緊急度をバックログ・アクティブスプリントで表示できるように設定
アクティブなスプリントから「ボード設定」をクリックします。
次にサイドバーのカードレイアウトからバックログとアクティブスプリントそれぞれに重要度・緊急度のフィールドを追加します。
これで以下のようにバックログとアクティブスプリントで表示できるようになりました。重要度・緊急度の値が未設定だと、何も表示されないので注意してください。
無料で可能か?
今回は「カードレイアウト」を変更する方法で、無料・有料に関わらず3個まで表示が可能です。
JIRAは無料でほとんどの機能を利用することができますが、有料プランだと大きく以下の点が違います。
- Standardと無料
- ユーザー数(10ユーザー超えると¥900/ユーザー)
- 権限管理(無料はプロジェクト管理者のみ)
- StandardとPreminumの違い(¥1730/ユーザー)
- ロードマップが充実(カスタムフィールド表示・サブタスクにスケジュール引ける)
さいごに
これでバックログに緊急度・重要度を表示できるようになりました。
バックログの数が多すぎると優先順位を管理できなくなってくるので、定期的に放置されているタスクは棚卸ししていきたいですね。
参考資料
Discussion