GitHub のリポジトリの種類の変更時や、有料契約の解約時は、環境ごとの設定（Environments）を確認した方が良いかも
結論
フリープランでは、パブリックリポジトリ以外で Environments や Environment secrets 等の環境ごとの設定機能 が使えません。（注1）
もし、プライベートリポジトリ等の GitHub Actions で該当機能を使用している場合は、他の手段を用いる必要があります。
以前、私もうっかりしていたことがあるような、ないような。
Using environments for deployment
（注1）パブリックリポジトリのみ、レガシープランを除くすべてのプランで使用できる。（2024/06/15 時点）
Environments, environment secrets, and deployment protection rules are available in public repositories for all current GitHub plans. They are not available on legacy plans, such as Bronze, Silver, or Gold. For access to environments, environment secrets, and deployment branches in private or internal repositories, you must use GitHub Pro, GitHub Team, or GitHub Enterprise. If you are on a GitHub Free, GitHub Pro, or GitHub Team plan, other deployment protection rules, such as a wait timer or required reviewers, are only available for public repositories.
フリープランで、パブリックリポジトリからプライベートリポジトリに変更したらどうなるの？
公式ページによると、構成済みの保護ルールや Environment secrets が無視される（アクセスできない）ようになるそうです。
ただし、パブリックリポジトリに戻せば、再度アクセスが可能になるとのことなので、誤って変更してしまっても、直ちに焦る必要はなさそうです。
ということは、 Enterprise → フリー → Enterprise と有料契約に戻したときも、設定が復活するということでしょうか？
それはそれで気づかないと怖いですが、消えるよりは良い場合の方が多そうですかね。
Note: Users with GitHub Free plans can only configure environments for public repositories. If you convert a repository from public to private, any configured protection rules or environment secrets will be ignored, and you will not be able to configure any environments. If you convert your repository back to public, you will have access to any previously configured protection rules and environment secrets.
あとがき
GitHub Actions といえば、 野村 友規 さん著の本が話題ですね。
ブログを拝見しましたが、なんと2年の大作とのこと。
私は絶賛積読中ですが、この土日で拝読する予定です！
『GitHub CI/CD実践ガイド』でGitHub ActionsとCI/CDを体系的に学ぼう)
環境ごとの設定機能はすごく便利なので、使用されている方は多いと思います。
デプロイが突然失敗することのないよう、お気をつけください。
閲覧いただき、ありがとうございました。
name: Deployment
on:
push:
branches:
- main
jobs:
deployment:
runs-on: ubuntu-latest
environment: production
steps:
- name: deploy
# ...deployment-specific steps
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