Intune展開の検証用イメージを用意する
概要
Intune で autoPilot を検証する際などにローカル環境の VM (クライアント Hyper-V や VMware WorkStation) などがあるといいですが、
その際に問題になるのがベースとなるイメージです。
VL や MSDN を持っていればいいですが、オンラインの M365 E3/E5 しかない場合はどうすればいいのか確認しました。
※画面構成や内容は、記事公開時点のものとなります。
その1 VLSC
Chat GPT に聞いたところ VLSC で DL できるって言われたのですが、
当然のことながら VL じゃないとだめとかいう以前に廃止されていました。。。

いつ廃止されたんだよ。。。
その2 M365 管理センター
M365 管理センターの「課金情報」-「お使いの製品」が VLSC の後継らしいのですが、
やはり VL を持っていないと何も出てこないようです。

ここはそのための項目なのか。。。
その3 Windows 11 評価版
これが一番確実なようです。
評価版イメージですが、Enter ID に登録してやると正規版として利用可能です(正規の手順)
ただし、注意点として最新版 (今なら 25H5) しか落とせないので Auto patch の検証には使いづらいです。

評価版 DL ページ。登録が必要なのと最新版しか DL できない。
その4 マルチエディションのイメージからアップグレード
以下のページから Home/Pro/Education のマルチエディションイメージがダウンロードできます。
「Windows 11 のインストール メディアを作成する」と「x64 デバイス用 Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」がありますが、
ISO 側のメニューは一向にうまくいかなかったので、メディア作成ツールを落としてそこで ISO イメージを作った方が良さそうです。

主にお店でかうリテール版用の DL ページ。
ダウンロードしてインストールした後で以下のコマンドを実行して Enterprise にアップグレード可能です。
changepk.exe /productkey NPPR9-FWDCX-D2C8J-H872K-2YT43
このキーはKMSクライアントキーで以下で公開されています。
最後に
これでIntuneのテストは可能ですが、継続して使用する場合は、ライセンスにご注意ください。
Windows Enterprise のライセンスを持ってないと仮想化インスタンス権利もないしそもそもライセンス認証できない事態になります。
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