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JetBrains IDE で Qodana で静的コード検査

2023/08/19に公開

JetBrains IDE で Qodana で静的コード検査

前回は Qodana CLI を利用して静的コード検査を行いました。

今回は IntelliJ IDEA や PyCharm などの JetBrains の IDE で Qodana を利用した静的コード検査にチャレンジします。

目次

PyCharm Community で試す

無償の PyCharm Community をインストールします。

適当にプロジェクトを作成し、前回と同様に問題のあるコードを含む main.py ファイルを作成します。

main.py
def hello(a):
    pass

左下にある問題 (!) アイコンをクリックし、ファイルタブを開きます。コードの問題が表示されますが、これは今までの PyCharm の静的コード検査の機能です。

Qodana で検査するにはサーバーサイド解析 -> Qodana の開始 -> ローカルで実行 -> 実行をクリックします。

問題タブに Qodana の結果が表示されていますが、Continue setup in browser をクリックすると前回試したようにブラウザーで表示することができます。

前回の Qodana CLI は Docker Image を利用して検査していましたが、JetBrains IDE で検査するときは Docker Image ではなく、内蔵されている Qodana エンジンを利用するようです。

  • Docker Engine は不要です。
  • qodana.yaml 設定ファイルの linter: は無視されます。PyCharm で C# が検査できたりはしません。
  • Qodana Ultimate のライセンスは不要です。例えば WebStorm のライセンスがあれば WebStorm で JavaScript の検査が行えます。

最後に

Qodana の検査エンジンは JetBrains IDE のそれを流用しているようです。(確証はありませんが)

Qodana よりも、今までの JetBrains IDE のコード検査の方が使い勝手が良いです。コードを書いている最中にリアルタイムでいろいろ教えてくれるので。JetBrains IDE から Qodana で検査する意味はあまり感じられませんでした。

まあ、レポートを Qodana Cloud にアップロードして他の人と共有するといったこともできるので、そのあたりはまた後日。

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