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Haskellの環境構築【M1MacでHelloWorld】

2022/02/04に公開

M1MacでHaskellの環境構築をしました。備忘録として書き残しておきますので、お役に立てれば幸いです。

環境構築としては2つの方法を用意しました。
1、GHCとテキストエディタ
2、Visual Studio CodeでのHelloWorld

1、GHCとテキストエディタ

GHCはHakellの最もポピュラーなコンパイラです。これとテキストエディタを使えばコマンドラインでカンタンに出力できます。

まずは以下のコマンドをターミナルで入力します。

brew install ghc cabal-install stack

これでHaskellのコンパイラを準備できました。

次にデスクトップへ sample.hs を作成します。お好みのテキストエディタで開いて下さい(テキストエディットでもVSCでもOKです。)以下のコマンドを入力して、デスクトップに保存します。

ここまでできたら準備は完了です。ターミナルを開いて以下のコマンドを入力して下さい。

コマンドの意味を1つ1つ解説します。

cd desktop → sample.hsがあるデスクトップまで移動
ghci → デスクトップでGHCコンパイラを起動
:l sample.hs → sample.hsをロード
:r → 変更があった場合に更新
main → main関数を実行
(HelloWorldを出力できました!)

(対話モードを抜ける場合は :q を入力すればOKです。)

2、Visual Studio Codeへのインストール

やはりこちらが本命ですよね..。HaskellをVSCで使うにはllvmのインストールが必要です。

brew install llvm@9

でllvmをインストールして準備。Haskellのソフトもインストールしておきます。

ここまで準備できたら、ターミナルで以下のコマンドを入力。

こちらでHelloWorldの出力ができました(大文字、小文字を区別するので気をつけて下さいね!)。ターミナルで出力するためのコマンドはこちらです。

ghc -o sample sample.hs && ./sample

(※)もしかしたら下記のコマンドの入力を求められるかもしれません。

export LLVM_CONFIG=/opt/homebrew/opt/llvm/bin/llvm-config

パスなどを設定したら一度ターミナルを閉じて、もう一度再挑戦してみて下さい。

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