VBA 日付を操作する代表的な関数一覧

この記事ではVBAで日付を操作する代表的な関数をご紹介します。

なぜ日付を操作するのか？

Excelのブックを保存する際に、日付とセットで名前を付けることはないでしょうか。例えば下記のようなイメージです。

上記のように日付とセットでExcelのブックを保存する場面は実務でも多くあります。また日付を基準にデータを扱う場面も多いです。「祝日は料金を値上げする」といった場合です。こういった場面において、ここからご紹介する日付を扱う関数は非常に役立ってきます。

Date関数

現在のシステム日付を返します。

結果「2023/06/21」

MsgBox Date

Now関数

現在の日時を返却します。Now関数には引数はありません。そのため()を省略することができます。

結果「2023/6/21 19

MsgBox Now

Year関数

与えられた日付から年を抽出します。数値が返却される点に注意して下さい。

結果「2023」

MsgBox Year(Now)

Month関数

与えられた日付から月を抽出します。

結果「6」

MsgBox Month(Now)

Day関数

与えられた日付から日を抽出します。

結果「21」

MsgBox Day(Now)

DateSerial関数

年、月、日を指定して日付を作成します。日付を作るための役割があります。

結果「2023/06/21」

MsgBox DateSerial(2023, 6, 21)

Format関数

日付を特定の形式で表示します。

結果「Wednesday,June 21,2023」

MsgBox Format(Now, "dddd, mmmm dd, yyyy")