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インターネットの入門用語(備忘録)

2022/07/15に公開約3,900字

インターネットの入門用語を備忘録としてまとめておきます。OSI参照モデルに入っていくまでの内容をまとめた記事です。

ネットワーク/インターネット/WWW

用語 意味
ネットワーク モノ同士の有機的な関係
インターネット 世界中のコンピュータネットワークをつなぐための仕組み
WWW 文章同士をつなげるための仕組み

ネットワークとは?

ネットワークとは、何かをやり取りするための網・経路を意味します。

ネット:網
ワーク:機能する、動作する

という意味があり、モノ同士の有機的な関係を表します。

初期のコンピュータネットワーク

初期のコンピュータネットワークは、それぞれでバラバラの技術を使っていました。

銀行のネットワーク
大学のネットワーク
百貨店のネットワーク

というのが、それぞれで独立している状態です。それぞれのコミュニティ内で、別々の端末・回路・通信方式を利用していました。バラバラになったこれらのコンピュータネットワークを結びつけるための仕組みが求められました。

インターネットとは?

インターネットとは世界中のコンピュータネットワークをつなぐための仕組みです。 先ほどと見たバラバラのコンピュータネットワークをつなぐ仕組みとして、インターネットが発明されました。カンタンにいうなら、インターネットとは「道」です。本書ではこのインターネットの仕組みについて学んでいきます。

インターネットで実現される技術(WWW)

このインターネット上で、IP電話・チャット・Eメール・ファイル転送・ WWW(Web)などの技術が実現されています。

telnet
電子メール (SMTP)
ファイル転送 (FTP)
チャット (IRC)
ネットニュース (NNTP)
WWW (HTTP)

その中でWWWとは文章同士をつなげるための仕組みのことを意味しています。インターネット上で実現されたアプリケーションの1つがWWWとなっています。

インターネットの分類

インターネットは色々な切り口から分類することができます。以下の2つをご紹介します。

用語 切り口
LAN、WAN 1つの拠点内か?広範囲か?
イントラネット、エクストラネット 社内か?社外か?

LAN、WAN

用語 意味
LAN 1つの拠点内で構築されたネトワーク
WAN 広範囲に渡って構築されたネットワーク

LANとはLocal Area Networkの略です。1つの拠点内で構築されたネットワークを意味しており、大学/家庭/企業内などの狭い範囲です。WANとはWide Area Networkの略です。拠点と拠点を結ぶような広い範囲のネットワークであり、電気通信事業者などがサービスを提供していることがほとんどです。

イントラネット、エクストラネット

用語 意味
イントラネット 会社内のネットワーク
エクストラネット 関連会社なども含めたネットワーク

イントラネットとは事業所や組織内に限定したネットワークのことです。閉じられたネットワークであり、「社内イントラネット」と呼ばれることもあります。イントラネット組織間に拡大したのがエクストラネットであり、相互接続できるようになっています。

ノード、リンク

コンピュータネットワークは主に2つの要素から構成されます。ノード、リンクです。

用語 意味
ノード ネットワークを構成する機器
リンク ノードとノードを接続する線のこと

ノードには色々なネットワーク関連の機器が含まれます。コンピュータ、サーバ、ルータ、スイッチ..などはネットワークを構成する重要なプレイヤーです。ノード同士をつなぐリンクにも色々な種類があります。有線/無線でまず大別でき、そこから様々な伝送方法があります。

トポロジ

トポロジとは接続形態のことです。ノードのつなぎ方によってネットワークには様々な形態があります。代表的な3つのトポロジをご紹介します。

用語 接続形態
バス型トポロジ 1本のケーブル上にノードを接続
スター型トポロジ あるノードを中心に他のノードを接続
メッシュ型トポロジ ノードを網(メッシュ)状に接続

バス型トポロジ

1本のケーブル状にノードを接続する形態のことです。一昔前によくLANの構成形態で利用されました。ケーブルに一箇所でも障害が発生するとネットワークが使えなくなります。最近ではあまり使われない形態です。

スター型トポロジ

あるノードを中心に他のノードを接続する形態のことです。コンピュータをスイッチに接続して、お互いに通信できるようにするネットワークが一般的です。集線装置(ハブ)にスポーク状にリンクが接続されるため、ハブアンドスポーク型トポロジとも呼ばれます。

メッシュ型トポロジ

ノードを網(メッシュ)状に接続する形態のことです。全てのノード同士が直接接続されたモノをフルメッシュ型トポロジ、重要な部分だけを接続したモノをパーシャルメッシュ型トポロジとも呼びます。フルメッシュは各ノードが複数のリンクで接続されているので障害に強いメリットがあります。しかしコストがかかるため実際にはあまり使うことはありません。

通信方式の分類

コネクション型、コネクションレス型

コネクション型とは、データの送信を開始する前に両者の間で接続を確立する方式です。代表的なのが電話です。相手と通話が可能なことが確認できてから通信が開始され、OFFにすれば接続が解消されます。通信の前後でコネクションの確立/切断を行う必要がありますが、無駄なデータを送らなくて済みます。

コネクションレス型とは、事前の接続確認せずにデータ転送を始める通信方式です。送り手は好きなタイミングでデータを送信できるので、転送効率は上がります。しかし相手が受け取ったかどうかを確認する術はありません。コネクションレス型の場合にはデータがきちんと相手に届いたか?を確認する必要があります。

回線交換、パケット交換

回線交換とは、回線を占有しながら通信を行う通信方式です。わかりやすいのが糸電話です。1つの回線を占有して通信を行うため、その間他の機器とは通信を行うことができません。

パケット交換方式とは、データを小さな単位(パケット)に分けることで同一の回線を共有する通信方式です。。大きなデータの送信中でも小さなパケットに分けているので、他の端末も通信を行うことができます。

通信相手の数による分類

用語 通信相手の数
ユニキャスト 1対1の通信
ブロードキャスト 全てのコンピュータとの通信
マルチキャスト 特定のグループ内での通信
エニーキャスト 特定のグループ内でどこでも良いから1つ

コンピュータ同士の関係

コンピュータの役割分担によって、大きく以下の2つに分類できます。

クライアントサーバとはクライアンとサーバの2台による構成です。クライアントはサービスを利用する側であり、サーバがサービスを提供する役割を担います。Web上では1台のサーバで世界中のクライアントからの要求を処理することになります。中央集権的なシステムであるともいえます。

ピアツーピア型とは対等な関係にあるコンピュータ同士が通信を行う形態です。分散的なシステムなので耐久性児は高くなっています。しかし各コンピュータで同一レベルの処理能力が求められるため、負担が高くなりがちです。

プロトコル

異なるコンピュータ同士が情報をやり取りする際の約束事のことです。プロトコルを体系的にまとめたモノをネットワークアーキテクチャと呼ぶこともあります。有名なTCP/IPというのもIP,TCP,HTTPなどのプロトコルの集合体となっています。プロトコルやネットワークアーキテクチャには代表的なモノで以下があります。

ネットワークアーキテクチャ プロトコル 使用場面/詳細
TCP/IP IP,ICMP,TCP,UDP,HTTP,TELENET.. インターネット、LAN
IPX/SPX IPX,SPX,NPC.. パソコンLAN
AppleTalk DDP,RTMP,AEP,ATP,ZIP.. Apple社が開発
DECnet DPR,NSP,SCP.. 旧DEC社のミニコンピュータなど
OSI FTAM,MOTIS,VT.. ----
XNS IDP,SPP,PEP.. Xerox社が開発

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