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Windows10 の Git Bash で peco を有効にするまで

2022/08/31に公開

2023/1/30 bashの関数の内容を修正

自宅のWindowsの開発PCのGitBash上でpecoを動作させる環境を作成しました。

環境

  • Windows 11
  • Hyper または Windows Terminal
  • Git Bash

手順1: pecoをインストールする

以下のリポジトリからpecoの実行ファイルをダウンロードします。

https://github.com/peco/peco/releases

ダウンロードしたのは pecowindowsamd64.zip です。

手順2: パスを通す

pecoのコマンドを実行するために、パスの通ったディレクトリに移動させるか、パスを通します。

自分は C:\Windows\System32 内に直接exeファイルを置きました。

ファイルを置いたら peco -h などのコマンドで実行できるか確認します。

手順3: .bashrcを設定する

とりあえずpecoが動くようになりましたが、自分は Ctrl + R で起動したいので、.bashrc で設定します。

cat ~/.bashrcで .bashrc があるかを確認します。無ければ、touchvim コマンドで作成してください。

vim ~/.bashrc を実行し、以下の内容を追加します。

# search history
peco-select-history() {
  local _cmd=$(HISTTIMEFORMAT= history | tac | sed -e 's/^\s*[0-9]\+\s\+//' | peco --query "$READLINE_LINE")
  READLINE_LINE="$_cmd"
  READLINE_POINT=${#_cmd}
}

bind -x '"\C-r": peco-select-history'

次に、以下のコマンドを実行して .bashrc を有効化します。

source ~/.bashrc

Ctrl + R で以下の画面のようになっていれば完了です。

PECOの実行画面

参考

https://fisproject.jp/2015/01/peco/
https://keyamb.hatenablog.com/entry/2015/05/08/074756

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