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FlutterのValueNotifier
FlutterのValueNotifier
ValueNotifierとは
ValueNotifierは、Flutterで提供される単純な値の変更を監視するための仕組みです。
値が変更されたときに、その変更を監視しているウィジェットに通知を送り、
自動的に画面を更新することができます。
ValueNotifierの基本的な使い方
- 初期化と値の更新方法
ValueNotifier<T> を使用して、特定の型の値を管理できます
final counter = ValueNotifier<int>(0);
ValueNotifier の value プロパティを更新すると、リスナーが通知を受け取ります。
counter.value++;
// 明示的に新しい値をセットすることも可能です。
counter.value = 10; // 値を10に更新
ValueNotifier のメリット
-
setState() を使わずに UI を更新できる
• StatefulWidget の setState() を使うと、build() メソッド全体が再描画されるが、ValueNotifier は変更された部分だけを更新できる。 -
シンプルな状態管理
• Provider や Bloc を使うほどではない小さな状態管理に適している。 -
パフォーマンスの向上
• ValueListenableBuilder は Listenable に依存し、変更があったときだけ再描画されるため、余計なビルドが発生しにくい。
他の状態管理との比較
シンプルな値の監視に特化しており、Provider やRiverpodなどの
より複雑な状態管理ソリューションと比べて、単一の値を扱う場合に最適な選択肢。
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