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システムエンジニアからコンサルへ転職|4年目SEが語る本音と成功の秘訣

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1.はじめに

自己紹介(SE歴・業務内容)
私は2025年でSE歴5年目になるシステムエンジニアです。主に金融業界のお客様のアプリ開発に携わってきました。

転職しようと思ったきっかけ
これまでで1年目の時と、4年目の時に転職を考えはじめました。なぜかというと、
1年目:「古い技術で成長を感じられない。市場価値が低い」
4年目:「同じことのの繰り返しになってきて刺激がない」「新しい技術、業界を経験して市場価値を上げたい」といった感じです。
そして4年目~5年目のところで転職に踏み切りました。

2. SEとして4年間働いて感じたこと

成長機会の損失
プロジェクトが後半のほうに進んでいくと、不具合発見⇒改修⇒テスト のような流れになってきます。私の場合、プロジェクトが大きかったので、この定常ルーティン業務の期間が長く、苦に感じていました。このルーティーンでは品質が求められるので「退屈&集中が必要」のダブルパンチでした。ここに成長機会の損失を感じました。

社内評価・昇進のスピード感
正直なところ、私はかなり優秀なんじゃないかと自分では思っていました。上司からもかなり評価を得られているような会話がありました。
しかし、会社の都合でスピード感をもって昇進することができないようでした。
どんなに評価されていたとしても、それが昇格につながらないようじゃ無理か。。と思いました。

システムの実態を知れる
プラス面でも記載しておきます。SEとして働くと、技術力・管理力の両方を身に着けることがで切ると思いました。実際にコードを書くこともあれば、協力会社の管理をしたり、マルチプレイヤーとしての能力が身につくのでバランス感覚が鍛えられたと思います。これはSEとして働いてよかったと思うポイントです。

3. なぜコンサル転職を考えたのか

コンサル転職を考えた背景には、主に給与面と友人の影響があります。
給与面
まず最初にコンサルとSEでは給与面の差があるとおもいます。SEとして働いているときに自分や上司の単価を認識していましたが、SEはあまり高くないです。
コンサルでは単価が高いのでその分給与も高いです。単純に給与面での魅力がありました。

友人の影響
私の友人が実際にコンサル業界で働いていましたので、実際に話を聞いてみました。
聞いた感想から、「いろんな業界に短期間で関われるので面白そう」「上流なので、考えることが仕事になる機会が多く、顧客とも直接やり取りがあって楽しそう」
と思いました。

4. 実際に動いてわかった「転職活動のリアル」

転職活動のプロセス
<エージェント登録>
まずはエージェント登録からはじめ、2社登録しました。(業界最大手のA社、ITに強い大手B社。どちらもスカウト型サービスが付随していたので合わせて利用)
<面談>
その後は、面談で担当の方にヒアリングしてもらい、応募する企業選定に移りました。
担当の方には、10~20社はとりあえず応募したほうが良いという感じでしたが、私の場合はあまり急いでいなかったのと、仕事の状況から面接の日程調整が難しそうだったので、数社のみ応募しました。
<選考スタート&面接>
書類選考が通ったので面接へ。ここでは19時以降にも対応してくださったので、仕事おわりに面接という流れで進めることができました。
<内定>
3回の面接を経て内定を獲得しました。2社受けて1社通ったので、コスパは良かったかなと思います。

想定外だった難しさ
思ったよりも「素直さ」が大事だということが難しかったです。「素直さ」が見られていることは、転職エージェントの人からのアドバイスで教わりました。コンサル業界なので、論理的にはなさなきゃ と思いがちですが、私のようにまだ20代でこれからも伸びしろがある人を採用するので、アドバイスを素直に聞いて次に活かしてくれるような人を企業は求めています。
面接では、元気で素直な受け答えを意識しました。(例えば、わかりにくい質問があったときはすなおにわからなかったことを伝えるなど。)

面接で問われたこと
基本的なことを問われました。以下が質問の例です。
・自己紹介
・なぜコンサルなのか
・転職理由
・キャリアプラン
・これまでの仕事で難しかったこととそれをどう乗り越えたか。

少し印象的だったのは、大学時代や高校時代の話なども聞かれたことがありました。

退職交渉
退職交渉が意外と苦戦しました。
内定をもらったので、退職することを上司に伝えましたが、まずは引き止めがありました。その後に評価を上げるから。のような話もありましたが、転職すると言ったもの勝ちでは?と少し疑念を抱きましたので、よりやめる意志が強くなりました。
なんとかやめる方向で落ち着くと、次は実際に最終出社日の調整がありました。私としては有給が25~30日程度ありましたのですべて使うつもりで最終出社日とする予定でしたが、PJが忙しい状況だったということもあり、結局のところ20日の有給のみを消化するような日程となりました。
※ここは私が折れてしまったのが原因ですので、しっかりと有給はとるべきだと思いました。

5. これから転職を考える人に伝えたいこと

これから転職を考える人に伝えたいことは、大きく以下2点です。
SE経験は確実に活きる
SEの経験はあってよかったと思います。最終的には退屈になって転職する選択となりましたが、上流で仕事をしている人を見ると、システムをまるで分かっていない人が多いという印象です。システムの実態を理解できるという意味でSEの経験はとても貴重だったなと実感しています

面接対策を重点にすべき
私は新卒の際に準備不足であった反省を活かし、転職活動では準備に相当な時間を使いました。
準備していたおかげで大抵の質問は緊張なく答えることができました。
また、友人や協力してくれる知人がいたら、ケース面接をお勧めします。私自身、友人に何度もケース面接をしてもらいました。
ケース面接をすると、自然な言い回しが身に尽きますし、慣れます。声に出すということがとても大事だと実感しました。

6. おわりに

いかがでしょうか。これからコンサル転職を考えているひとはぜひこの記事を参考にしていただき、内定を勝ち取ってください。

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