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キャンペーンメンバーの状況を書き換えるフロー詳細

2022/06/06に公開

前提

キャンペーン作成時にキャンペーンメンバーの状況を以下の通り設定する。

  • 連絡予定:デフォルト
  • 連絡済み
  • 出席予定:レスポンスあり
  • 欠席予定:レスポンスあり

また、キャンペーン作成時に自動で作成される状況「送信」「レスポンスあり」は削除する。

フロー全体図

フロー全体図

リソース

コレクション変数

  • var_Responsed_Status
    - 「レスポンスあり」として追加する状況のラベル
    - データ型:テキスト

要素

1. 開始要素

キャンペーンレコードが作成された場合に実行。

  • オブジェクト:キャンペーン(Campaign)
  • フローをトリガする条件:レコードが作成された
  • 条件の要件:なし
  • フローを最適化:アクションと関連レコード

2. レコードを作成(デフォルト状況を作成)

デフォルト状況「連絡予定」を追加。

  • 表示ラベル:Create Default Status
  • API参照名:Create_Default_Status
  • 作成するレコード数:1
  • レコード項目の設定方法:個別のリソースおよびリテラル値を使用
  • オブジェクト:キャンペーンメンバーの状況(CampaignMemberStatus)

キャンペーンメンバーの状況の項目値を設定

項目
CampaignId {!$Record.Id}
IsDefault True
Label 連絡予定

3. レコードを作成(設定なしの状況を作成)

状況「連絡済み」を追加。

  • 表示ラベル:Create Normal Status
  • API参照名:Create_Normal_Status
  • 作成するレコード数:1
  • レコード項目の設定方法:個別のリソースおよびリテラル値を使用
  • オブジェクト:キャンペーンメンバーの状況(CampaignMemberStatus)

キャンペーンメンバーの状況の項目値を設定

項目
CampaignId {!$Record.Id}
Label 連絡済み

4. 割り当て(レスポンスありの状況ラベル一覧を変数に割り当て)

レスポンスありの状況「出席予定」「欠席予定」を追加。

  • 表示ラベル:Add Responsed Status
  • API参照名:Add_Responsed_Status

キャンペーンメンバーの状況の項目値を設定

変数 演算子
var_Responsed_Status 追加 出席予定
var_Responsed_Status 追加 欠席予定

5. ループ(レスポンスありの状況作成用ループ)

レスポンスありの状況「出席予定」「欠席予定」のレコードを作成するためのループ。

  • 表示ラベル:Loop for Create Responsed Status
  • API参照名:Loop_for_Create_Responsed_Status
  • コレクション変数:var_Responsed_Status
  • 方向:最初の項目から最後の項目へ

6. レコードを作成(レスポンスありの状況を作成)

レスポンスありの状況を1つずつ追加。

  • 表示ラベル:Create Responsed Status
  • API参照名:Create_Responsed_Status
  • 作成するレコード数:1
  • レコード項目の設定方法:個別のリソースおよびリテラル値を使用
  • オブジェクト:キャンペーンメンバーの状況(CampaignMemberStatus)

キャンペーンメンバーの状況の項目値を設定

項目
CampaignId {!$Record.Id}
hasResponded True
Label {!Loop_for_Create_Responsed_Status}

7. レコードを削除(既存の状況「レスポンスあり」を削除)

既存の状況のうち「レスポンスあり」を削除。

  • 表示ラベル:Delete Responded Status
  • API参照名:Delete_Responded_Status
  • 削除するレコードを検索する方法:条件を指定
  • オブジェクト:キャンペーンメンバーの状況(CampaignMemberStatus)

キャンペーンメンバーの状況レコードを絞り込み

  • 削除するレコードの条件の要件:すべての条件に一致(AND)
項目
CampaignId {!$Record.Id}
Label レスポンスあり

8. レコードを削除(既存の状況「送信」を削除)

既存の状況のうち「送信」を削除。

  • 表示ラベル:Delete Sent Status
  • API参照名:Delete_Sent_Status
  • 削除するレコードを検索する方法:条件を指定
  • オブジェクト:キャンペーンメンバーの状況(CampaignMemberStatus)

キャンペーンメンバーの状況レコードを絞り込み

  • 削除するレコードの条件の要件:すべての条件に一致(AND)
項目
CampaignId {!$Record.Id}
Label 送信

備考

  • 「キャンペーンメンバーの状況」レコード作成時は属性「デフォルト」「レスポンスあり」の有無で分ける必要があります。
    属性ごとの状況が1つの場合は「レコードの作成」要素だけで済みますが、状況を追加したい場合は都度要素を追加する必要があるので、初めから4.~6.のようにループで作成するのもありかもしれません。(これだと変数割り当てで状況を書き加えれば済む。)
  • 「デフォルト」状況は必ず1つ必要なため、レコード作成前に状況「送信」 を削除することはできません。
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