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【3分間DNS基礎講座】第20,21,22回 スタブリゾルバ、フルサービスリゾルバ、ルートサーバ
スタブリゾルバ
DNSの基本動作は、クライアントがサーバーに知りたいドメイン名を問い合わせる。それに対してサーバーがクライアントにリソースレコードを応答する
この問い合わせるクライアント側のソフトウェアのことをスタブリゾルバという
サーチパス
- windowsではDNSサフィックスと呼ばれる
- 問い合わせしたいドメイン名をFQDNで指定する
フルサービスリゾルバ
- 問い合わせに対し完全な応答を返すネームサーバ
- 完全な応答・・・「問い合わせたドメイン名のIPアドレス」か「対象ドメイン名なし」という応答
- ドメイン名前空間を検索して、対象ドメイン名を探すネームサーバ
- キャッシュサーバとしての役割もある
コンテンツサーバ
- オーソリティを持つゾーン以外の問い合わせには「知らない」と応答するサーバ
- フルサービスリゾルバからの問い合わせに応じるコンテンツサーバという位置付け
- 「知らないから知っていそうなサーバを教える」という応答を行う
フォワーダとスレーブ
- 同じ部署が同じスレーブを使えば、キャッシュの集中が可能になり、外部への問い合わせも1台のフォワーダのみで済む。
- フォワーダがない場合は、ネームサーバごとに、バラバラのキャッシュを持つことになる。
- 地震では問い合わせを行わず、フォワーダへ問い合わせを転送するのがスレーブ
ルートサーバ
- コンテンツサーバは、ルートサーバやレジストリのサーバがなる。
- ドメイン名前空間の根に存在するのがルートサーバ
- ルートサーバは世界中に13台ある
- ルートサーバのアドレスを知らなければ、ドメイン名前空間の検索はできない→予めネームサーバに、ルートサーバのIPアドレスを設定しておく(=ルートヒント)
- ルートヒントを持たないネームサーバはドメイン名前空間の検索ができない
- ルートヒントの更新はネームサーバの管理者が行う
- ネームサーバはルートサーバ一覧(ルートヒント)を持ち、常にこれを最新の状態にしておかなければならない
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