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【3分間DNS基礎講座】第26回SOAレコード
SOAレコード
ネームサーバの冗長性
リソースレコードには、SOAレコードというものがある、
DNSの中核的存在であるネームサーバは、障害に強くなくてはならない。
そのために、
- フルサービスリゾルバを複数台用意して、クライアントがそれらを優先ネームサーバと代替ネームサーバとしておけば大丈夫
- オーソリティを持つネームサーバに障害が発生すると、ゾーンに対する問合せに応答ができなくなるので、そのためにネームサーバを複数用意して、ゾーン情報をコピーする。(=ゾーン転送)
- コピー元・・・プライマリサーバ
- コピー先・・・セカンダリサーバ
- (同じゾーン情報を持つことでプライマリサーバの障害に対応する)
SOAレコード
SOAレコードはゾーン転送を制御するためのリソースレコードで、通常の「ドメイン名とIPアドレス」の名前解決には使われない。
具体的には、主にゾーン転送のタイミングを決定するために使われる。
Serialはゾーン情報の新しさを示す
Refreshの感覚でゾーン情報の確認を行い、ゾーン情報が新しければゾーン転送を行う
Refresh=3600s=1hごとに確認を行うということ
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