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【3分間DNS基礎講座】第26回SOAレコード

2023/06/25に公開

SOAレコード

ネームサーバの冗長性

リソースレコードには、SOAレコードというものがある、
DNSの中核的存在であるネームサーバは、障害に強くなくてはならない
そのために、

  • フルサービスリゾルバを複数台用意して、クライアントがそれらを優先ネームサーバと代替ネームサーバとしておけば大丈夫
  • オーソリティを持つネームサーバに障害が発生すると、ゾーンに対する問合せに応答ができなくなるので、そのためにネームサーバを複数用意して、ゾーン情報をコピーする。(=ゾーン転送)
    • コピー元・・・プライマリサーバ
    • コピー先・・・セカンダリサーバ
      • (同じゾーン情報を持つことでプライマリサーバの障害に対応する)

SOAレコード

SOAレコードはゾーン転送を制御するためのリソースレコードで、通常の「ドメイン名とIPアドレス」の名前解決には使われない。
具体的には、主にゾーン転送のタイミングを決定するために使われる。
Serialはゾーン情報の新しさを示す
Refreshの感覚でゾーン情報の確認を行い、ゾーン情報が新しければゾーン転送を行う
Refresh=3600s=1hごとに確認を行うということ

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