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git-czがemoji prefixに対応していたので使ってみた
はじめに
以前からコミットメッセージをフォーマット化したい・emoji prefixをやってみたいと考えており、調べてみるとgit-czが使いやすそうだったので導入してみました。
結果、コミットがかなり楽に、しかも楽しくなったので紹介します💡
インストール
Terminal
# グローバルインストール
npm install -g git-cz
※特定のリポジトリにローカルインストールすることもできます。
使ってみる
使い方は、コミット時にgit cz
コマンドを叩くだけ!
その後は対話形式で進んでいきます。
ファイルの変更内容の種類選択からスタート
Terminal
# コミットメッセージを入力
? Write a short, imperative mood description of the change:
[-------------------------------------------------------------] 64 chars left
# 詳細がある場合は入力
? Provide a longer description of the change:
# 破壊的な変更を含む場合は入力
? List any breaking changes
BREAKING CHANGE:
# このコミットでクローズするGitHub issueがあればissue番号を入力して完了
? Issues this commit closes, e.g #123:
カスタマイズ
このままでも十分便利なのですが、人によっては英語に抵抗があったり、選択するコミットのタイプを変更したいと感じるかと思います。
git-czの優れている点は、コミットメッセージのフォーマットのカスタマイズが可能なところです。
絵文字を変えたり、表示言語を日本語に置き換えたり、質問を減らすなどができます。
手順
- 任意の場所に
changelog.config.js
ファイルを作成する - 公式リポジトリにあるREADME内のコードをコピペ
- カスタマイズ
READMEには記載がありませんが、issueクローズのprefixやテキストを変更するオプションなどもあるようです。
かなり柔軟にカスタマイズできますね!
私のカスタマイズ内容はGitHub Gistにアップしました。よかったら覗いてみてください。
感想
git-czを導入して、
- 適切なコミットの粒度やメッセージ内容を意識するようになった。
- prefixの入力の手間が省ける。入力忘れを防ぐことができる。
- チーム開発で統一性のないコミットメッセージの発生を防ぐことができる。
- prefixに絵文字を導入することで、コミットやログの確認が楽しくなった。
などのメリットが生まれました。
普段SourcetreeなどのGUIを使っている人にとっては抵抗があるかもしれませんが(私もそうでした)、直感的な操作で非常に使いやすいです。VSCodeで使える点も魅力です。
コミットメッセージの入力に迷いがちな方、(emoji)prefixが気になっている方の参考になると幸いです!
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