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PLMを構築できない部門がやろうとすると失敗する
PLMとはなんぞやってところから
用語的にいうと
PLMとは、自社製品の企画・生産・販売・廃棄まで、製品のライフサイクル全体を通して相互に関連付けながら管理し、情報共有によって業務効率の向上やモノづくり体制を強化する取り組みのこと
- Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)の頭文字をとって「QCD」といいますが、製造部門だけで情報を持っていいの?
- 上記のPLMとはから考えるとそうはいかないですよね。
製品ライフルサイクル全体を管理しなければなりません!!
ネタ元はどこだ?
(ITトレンドさんの解説)
特にメーカになりますが、企画→設計・開発→製造・生産管理→販売→サービス→廃棄という流れをどうやって俯瞰的にみていくの?ってところです。
ザックリ言ってしまうと、モノをモノづくりの視点で管理していく
- 例えば、費用等の資金の流れはどんな会社でも何某かのシステムが使用され運用されていますよね?
- 大分昔の話でもこのモノづくりの管理はありました。
- 私は上記のくくりでいうとQCで、製造もやっていました。
- そんな私の認識ではいろいろ降りてくるモノづくりの承認フローは上流、すなわち設計・開発からきているんだなと指示内容で漠然と判断したりします。
- いろんな略語ECOやらECN,MCOやら諸々ありますがそれぞれに中身を見ると設計・開発がフローに入っていますね。
- むしろモノづくりだけに販売・サービスだけで回る指示フローが回るって事はまずないです。
- サービス部門が行う改修ももしかすると発見は営業かもしれませんが、起点は設計・開発で形は違えどモノづくりの流れです。
- でも、ものづくりだから販売の人はいらないの?というとそうではないので、システムによっては回覧のみとかのステータス(承認権はない)だったりします。
そしてBOMがある
BOMとは、「Bill of Materials」の略であり、ものづくりの現場で使われる部品表のことを指します。 部品の一覧、階層構造、見積、設計、調達、製造、管理まで、BOMは使われます。
部品表って使います?
- ザックリ言うとBOMの大元を作られる設計の方々:ものすごーく深くかかわります。
- 調達の方、設計データはみませんがBOMとしてリストアップされたものを網羅します。
- 製造の方、組み立てたり、検査したりで構成や検査方法の情報を見る必要があります。
- 管理関係、例えば5M1Eで調達先が変わったとか(もしかすると型番変えるか…)
- 販売関係、ここに限っては一般担当レベルの方はあまり見ないですね。
- サービス関係、保守に必要な情報が入っていますので製造に近いレベルで見る事があるでしょう。
PLM導入によるコスト的メリット
- 製品ライフサイクル管理を一元化。
- 「企画→設計→生産→販売→メンテナンス→廃棄」に着目し、
利益の増大につなげる余地を作ります。
これだけ検討してみましたよ。
- 国内外色々なPLMがあり、衣料特化とか食品特化などあります。
- 海外のベンダーから直接話したいといわれたのでPST に合わせて4時起きテレカンとかありましたよ・・・
- メーカではないとここまで要らないなぁと思っても全部構築とかいうベンダーもままありました。
こんなイメージで組んでみる
そんなPLMを中間の人が組んでみた
当然スクラッチで作れるようなシロモノではないので
Aras Innovatorを導入
特徴としては
- Windows,とIISにMS SQLで構築できる(試用しやすい)
- 基本機能でかなり部分ができてしまう
- JavascriptやXMLの知識があるとなおよいです。
このあたりを押さえておけば基本的に動かせるようになります。
あれ?スーパーユーザーが書き込みできない???
- これお蔵入りした私のチラ裏なんですが、パーミッションとアイデンティティという関係がわからないといつまでたってもユーザ権限が上手い事割り振れないという罠
- BOMは以前メーカで使っていたものとそん色なくツリーを作れました。しかし、これこんなに大変なのか…
- メニューも上記概念を理解してないと真っ当に動かせない。
サブスクライバーって?
- ARAS社の認定を受けた開発会社、SIerってところでしょうか。
- 自己拡張も可能とは書きましたが、やはりそれはそれ・・・
- ARAS Innovatorのウリはベース部分のコストを節約できるところです。
- 〇ラクルやらCメンスやら日本電〇あたりがイニシャル1000万越えでどうなるかわからないということから考えると体験できるというメリットは大きいですね。
〇〇手投了
詰みました
詰んだ機能
【ターゲット】
- 既存のシステムをベースに運用⇒各工場での出力フォーマットは統一し、データ登録の負荷をなるべく低減する。
- AccessデータはODBCによってSQLサーバ連携・登録される。
- 自社、工場両者でARAS Innovatorを通じて生産データが参照できる様にする。
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