TypeScriptバックエンドの技術選定、Hono + Drizzleという今どきの選択肢
TypeScriptバックエンドの技術選定、Hono + Drizzleという今どきの選択肢
お疲れ様です!まんてらです!
最近、Express + TSOAでTypeScript製のWebAPIを作っていたのですが、調べているうちに Nest.js や Prisma など、いろんな選択肢が出てきて頭が混乱…。
「実際に現場で使っている人たちはどうしてるんだろう?」と思い、まんてらスタジオのDiscordで相談してみました。
その中で出てきた提案と知見がすごく参考になったので、この記事で整理して共有します。
🧩 私が感じていた課題
- TSOA + Expressで開発しているが、構成として正解か自信が持てない
- **Nest.jsやPrismaの方が良いのか?**と情報が多くて迷う
- Lambda + API Gateway環境での最適解が分からない(コールドスタートが心配)
- フルスタックにすべきか、ミニマルにまとめるべきか判断がつかない
👥 Discordで聞いてみた(from まんてらスタジオ)
まんてらスタジオのDiscordサーバー内で相談したところ、経験豊富なエンジニアの皆さんから以下のような提案や知見をもらえました。
💡 提案された構成:Hono + Drizzle
🔷 Honoとは?
- 日本発の超軽量Webフレームワーク。
- TypeScriptファースト設計で型の補完が強力。
- LambdaやCloudflare Workersなどのエッジ環境に最適。
- Swagger(OpenAPI)対応も可能で、環境構築が爆速。
👉 https://hono.dev/
👉 AI向けドキュメント: https://hono.dev/llms-full.txt
Nest.jsは強力な一方で、Lambda運用ではコールドスタートが気になる。
Honoはその点でかなり軽量かつ実用的な選択肢だよ、という話でした。
🔷 Drizzleとは?
- TypeScript向けの型安全なSQLライクORM。
- Prismaよりも軽量で、依存ゼロの構成が可能。
- SQLに慣れている人には特にわかりやすく、環境構築が簡単。
- Lambda + PostgreSQL にもピッタリ。
👉 https://orm.drizzle.team/
👉 AI向けドキュメント: https://orm.drizzle.team/llms-full.txt
🧪 バリデーションも軽量に
バリデーションライブラリには以下がオススメされました:
-
Zod
: 高機能で安定した定番。 -
Valibot
: 超軽量でパフォーマンス重視。
どちらも型安全に使えるため、Honoと組み合わせると非常に気持ちよく書けます。
🤖 AIとの相性が最高
最近使っている方も多い GPT
や Cursor
などのAI支援ツール。
HonoやDrizzleは、AIが正確にコードを提案できるように専用ドキュメントが用意されています。
ChatGPTなどにこれらのURLを投げるだけで、理解度が段違いに向上します。
🔚 結論:私はこうしました
- Nest.jsも検討したけど、Lambdaでの軽さや学習コストを考えて見送り
- Express + TSOAから Hono + Drizzle への移行を決定
- 必要に応じてZodやValibotなどの軽量ライブラリを併用
「シンプルだけど、ちゃんと型安全で、Lambdaにも優しい」
という理想的な構成にたどり着けた気がします!
🎁 おまけ:こんな人におすすめ
- TypeScriptでAPIを作りたい
- AWS Lambdaにデプロイしたい
- Swagger対応もしたい
- Nest.jsが重く感じる or 学習コストが気になる
- AIと連携して効率良く開発したい
🧵 まんてらスタジオに興味がある方へ
今回の話は まんてらスタジオ のDiscordコミュニティで得られた知見です。
開発者同士でゆるく相談できるので、興味ある方はぜひ覗いてみてください!
読んでいただき、ありがとうございました 🙌
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