🤬
Windowsの使えると便利な機能集+滅びのコマンド
今回紹介する内容
- Windows + R([ファイル名を指定して実行])で実行できる便利機能
- Windowsコマンドプロンプトで利用できる便利なコマンド
- 最後の章では絶対に使ってはいけない滅びのコマンドも紹介します(※悪用厳禁)
Chapter1 ファイル名を指定して実行で使える便利機能
1. アプリケーションを指定して実行
Windows+Rで開いたポップアップの空欄にアプリケーション名を英語で入力すると、指定したアプリケーションを起動することができます。
| 入力コマンド | 起動するアプリケーション |
|---|---|
notepad |
メモ帳 |
excel |
Microsoft Excel |
winword |
Microsoft Word |
calc |
電卓 |
outlook |
Microsoft Outlook |
powerpnt |
Microsoft PowerPoint |
mspaint or pbrush
|
ペイント |
control |
コントロールパネル |
2. ファイル名を直接指定して開く
一番よく使われる活用方法です。
特定のファイルなどを開きたいときに、ファイルを探さずに直接パスを入力することで一発で開くことができます。
例:Cドライブの moai-main フォルダにある moai.txt を開きたいとき
"C:\Users\moai-main\moai.txt"
このようにパスをそのまま入力することで、該当ファイルが即座に開きます。
特定の設定ファイルやログファイルなど、場所があらかじめ分かっているファイルを素早く開くのに非常に便利です。
Chapter2 コマンドプロンプトで使える便利なコマンド
Windowsのコマンドプロンプトでは、知っておくと作業が捗る便利なコマンドがたくさんあります。ここではその一部を紹介します。
1. ipconfig
ネットワークの状態を確認したいときに使うコマンドです。
ipconfig
- 自分のPCのIPアドレス、デフォルトゲートウェイなどが確認できます。
-
ipconfig /allを使うとさらに詳細な情報が表示されます。
2. ping
ネットワークの疎通確認に使用します。
ping www.google.com
- 相手サーバーと通信できるかをチェックできます。
- 通信が失敗した場合はネットワークの問題がある可能性があります。
3. cls
画面をきれいにクリアします。
cls
- コマンドプロンプトの出力が多くて見づらくなったときに便利です。
4. dir
現在のディレクトリにあるファイルとフォルダを一覧表示します。
dir
- オプション付きで使うとさらに便利です。例:
dir /w(横並び表示)
5. shutdown
PCのシャットダウンや再起動をコマンドで行えます。
shutdown /s /t 0
- 即時シャットダウンを行います。
-
/rを使えば再起動になります。 -
/tの後に秒数を指定すれば、何秒後に実行するかを設定可能。
6. tasklist と taskkill
現在実行中のタスク一覧の表示と、強制終了を行うコマンドです。
tasklist
- 実行中のアプリケーションとそのPIDを表示します。
taskkill /PID 1234 /F
- PID 1234 のプロセスを強制終了します。
-
/IMを使って名前で終了も可能:taskkill /IM notepad.exe /F
Chapter3 ⚠️絶対に使ってはいけない滅びのコマンド⚠️
ここでは、絶対に実行してはいけない危険なコマンドを紹介します。
興味本位や悪用目的で実行することは絶対にやめてください。
1. format C:
format C: /q
- Cドライブ(システムドライブ)を**初期化(フォーマット)**します。
- 実行するとWindows自体が起動しなくなる可能性があります。
2. del /F /S /Q C:\*
del /F /S /Q C:\*
- Cドライブ直下のすべてのファイルを強制削除します。
-
/Fは読み取り専用ファイルも削除、/Sはサブディレクトリ内も、/Qは確認なし。
3. rd /S /Q C:\
rd /S /Q C:\
- Cドライブを完全削除しようとします。
- 管理者権限で実行すると、取り返しのつかないダメージが発生します。
注意
これらの「滅びのコマンド」は、PCに重大な損害を与える可能性があります。
⚠️⚠️⚠️⚠️絶対に実行しないでください。⚠️⚠️⚠️⚠️
以上、Windowsをより効率的に使いこなすためのテクニックと注意点でした。
Discussion