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Supabaseのlocal環境構築と、SupabaseCLIについて
Supabaseのlocal環境構築について
Supabaseをローカル環境で構築する方法について説明します。
学習内容をもとに、記事を書きました🐱
前提条件
Supabaseのlocal開発・環境構築を始めるにあたり、次の2つが必須になります👀
- Dockerのインストール
- SupabaseはDockerコンテナ上で動作するため、Docker のインストールが必須です。
- Supabase CLIのインストール
- Supabase CLIはローカル開発を容易にするためのツールです。
npmを使用する場合
npm install -g supabase
Homebrewを使用する場合(macOS)
brew install supabase/tap/supabase
環境構築の手順
1. 新しいプロジェクトの作成
mkdir my-supabase-project
cd my-supabase-project
supabase init
supabase init
コマンドを実行することで、supabase
ディレクトリと設定ファイルが生成されます。
2. ローカルサーバーの起動
supabase start
- 初回起動時はDockerイメージのダウンロードが必要なため、時間がかかる場合があります。
- 起動後、以下のサービスが利用可能になります:
- PostgreSQLデータベース
- 認証サービス(Auth)
- ストレージサービス
- Realtimeサーバー
3. Supabase Studioへのアクセス
- ブラウザでhttp://localhost:54323にアクセスして、データベースや認証設定を管理します。
4. アプリケーションからの接続
接続情報はsupabase/.env
ファイルに記載されています。
SUPABASE_URL=http://localhost:54321
SUPABASE_ANON_KEY=...
SUPABASE_SERVICE_ROLE_KEY=...
追加設定と注意点
ポートの変更
デフォルトのポートを変更する場合は、supabase/config.toml
を編集します。
データの永続化
Supabaseは、Dockerボリュームを使用してデータを永続化しています。
データをリセットしたい場合は、以下のコマンドを実行します。
supabase stop --destroy
サービスの停止
supabase stop
ログの確認
supabase logs
参考・引用
Supabase CLIについて