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JavaScript/TypeScriptでデータのチャンク分割をするならlodash.chunkがおすすめ
lodash.chunk
を使用して配列をチャンク分割する方法
TypeScriptでlodash.chunk
を使用すると、配列を指定したサイズで簡単に分割できます。
TypeScriptでも型定義をインストールすることで、型安全に利用できます。
インストール
まず、lodash.chunk
パッケージをプロジェクトにインストールします。
npm install lodash.chunk
TypeScriptの型定義もインストールします。
npm install --save-dev @types/lodash.chunk
使用方法
chunk
関数は、配列を指定したサイズの小さな配列(チャンク)に分割します。
シンタックス:
chunk(array, [size=1])
-
array
: 分割したい元の配列 -
size
: 各チャンクの要素数(デフォルトは1)
基本的な使用例:
import chunk from "lodash.chunk";
const array = [1, 2, 3, 4, 5, 6];
const chunkedArray = chunk(array, 2);
console.log(chunkedArray);
// 出力: [[1, 2], [3, 4], [5, 6]]
サイズが配列の長さを割り切れない場合:
import chunk from "lodash.chunk";
const array = [1, 2, 3, 4, 5];
const chunkedArray = chunk(array, 2);
console.log(chunkedArray);
// 出力: [[1, 2], [3, 4], [5]]
最後のチャンクは残りの要素を含みます。
注意点
-
size
が0または負の値の場合、空の配列が返されます。 -
size
が配列の長さ以上の場合、元の配列を含む1つのチャンクが返されます。
TypeScriptでの型推論
chunk
関数はジェネリック関数であり、元の配列の要素の型を保持します。
const array: number[] = [1, 2, 3, 4, 5];
const chunkedArray: number[][] = chunk(array, 2);