【URL】%エンコードについて

%エンコードについて
日本語を含むクエリパラメータを使用するAPIにおいて、エンコーディングは非常に重要です。特に、URLに日本語文字列を含める場合、適切なエンコーディングを行わないと、文字化けやリクエストの失敗が発生する可能性があります。
エンコーディングの必要性
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日本語などの非ASCII文字をURLに含める際は、URLエンコーディング(%エンコーディング)を行う必要があります。これは、特定の文字がURLで正しく解釈されるようにするためです。
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例えば、
こんにちは
という文字列をURLに含める場合、これをエンコードすると%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%AF
のようになります。このようにエンコードすることで、サーバーは正しく日本語を受け取ることができます。
APIの実装における注意点
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APIを設計する際には、クエリパラメータに日本語を含める場合、必ずエンコーディングを行うことが推奨されます。これにより、リクエストが正しく処理され、期待通りのレスポンスを得ることができます。
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一部のAPIでは、エンコーディングが自動的に行われる場合もありますが、手動でエンコードすることが安全です。特に、異なるプラットフォームや言語での互換性を考慮する必要があります。
結論
したがって、日本語を含むクエリパラメータを使用するAPIでは、必ず%エンコーディングを行う必要があります。これにより、文字化けを防ぎ、正確なデータの送受信が可能になります。

%エンコーディングの実装📝
TypeScriptで%エンコーディングを行う実装は、主にencodeURIComponent
関数を使用することで実現できます。
この関数は、特定の文字をURLエンコーディング形式に変換し、特に日本語などの非ASCII文字を安全に扱うために必要です。
TypeScriptでの実装例
以下は、TypeScriptを使用して日本語の文字列をURLエンコーディングする基本的な例です。
function encodeQueryParam(param: string): string {
return encodeURIComponent(param);
}
// 使用例
const keyword = "日本語の検索";
const encodedKeyword = encodeQueryParam(keyword);
console.log(encodedKeyword); // 出力: %E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%A4%9C%E7%B4%A2
このコードでは、encodeURIComponent
関数を使用して、keyword
変数に格納された日本語の文字列をエンコードしています。エンコードされた結果は、URLに安全に含めることができる形式になります。
注意点
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encodeURIComponent vs. encodeURI:
encodeURIComponent
は、クエリパラメータなどの部分的な文字列をエンコードする際に使用します。一方、encodeURI
はURL全体をエンコードする際に使用され、特定の文字(例::
、/
、?
など)はエンコードしません。 -
エンコーディングの必要性: 日本語などの非ASCII文字を含むURLを作成する際は、必ずエンコーディングを行うことが重要です。これにより、文字化けやリクエストの失敗を防ぐことができます。
このように、TypeScriptでの%エンコーディングは非常に簡単で、encodeURIComponent
を使用することで安全に実装できます。