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HTTP Status Code チートシート🌟
HTTP Status Code チートシート🌟
HTTPステータスコードの整理と解説
HTTPステータスコードは、クライアント(ブラウザなど)からのリクエストに対するサーバーの応答を示す3桁の数字です。
これらのコードは、リクエストが成功したかどうか、エラーが発生した場合はその種類などをクライアントに伝えます。
ステータスコードは、以下の5つのクラスに分類されます:
- 1xx(情報):リクエストを受け取り、処理を継続していることを示す。
- 2xx(成功):リクエストが正常に処理されたことを示す。
- 3xx(リダイレクト):リクエストされたリソースが別の場所に移動したことを示す。
- 4xx(クライアントエラー):リクエストにエラーがあり、サーバーが処理できないことを示す。
- 5xx(サーバーエラー):サーバー側でエラーが発生し、リクエストを処理できないことを示す。
HTTPステータスコード一覧
主要なステータスコードとその説明を表にまとめます。
クラス | ステータスコード | 名称 | 説明 |
---|---|---|---|
1xx 情報 | 100 | Continue | 継続してリクエストを送信するようクライアントに促す。 |
101 | Switching Protocols | プロトコルの切り替えを示す。 | |
2xx 成功 | 200 | OK | リクエストが成功し、正常に処理された。 |
201 | Created | 新しいリソースが作成された。 | |
202 | Accepted | リクエストが受理されたが、まだ処理されていない。 | |
204 | No Content | コンテンツなし。リクエストは成功したが返す内容がない。 | |
3xx リダイレクト | 301 | Moved Permanently | リソースが恒久的に移動した。 |
302 | Found | 一時的にリソースが移動した。 | |
303 | See Other | 他のURLを参照せよ。 | |
304 | Not Modified | リソースは変更されていない。キャッシュを使用せよ。 | |
4xx クライアントエラー | 400 | Bad Request | リクエストが不正である。 |
401 | Unauthorized | 認証が必要である。 | |
403 | Forbidden | アクセスが禁止されている。 | |
404 | Not Found | リソースが見つからない。 | |
405 | Method Not Allowed | 許可されていないメソッド。 | |
408 | Request Timeout | リクエストがタイムアウトした。 | |
429 | Too Many Requests | リクエストが多すぎる。 | |
5xx サーバーエラー | 500 | Internal Server Error | サーバー内部エラー。 |
501 | Not Implemented | 未実装の機能。 | |
502 | Bad Gateway | 不正なゲートウェイ。 | |
503 | Service Unavailable | サービス利用不可。 | |
504 | Gateway Timeout | ゲートウェイタイムアウト。 |
類似用語の説明と比較
-
HTTPメソッド:GET、POST、PUT、DELETEなど、サーバーに対する操作を指定するための動詞。ステータスコードと組み合わせて使用される。
- 比較:HTTPメソッドはリクエストの種類を示し、ステータスコードはそのリクエストに対するサーバーの応答を示す。
-
HTTPヘッダー:リクエストやレスポンスに追加情報を含めるためのフィールド。例として、
Content-Type
やAuthorization
などがある。- 比較:ステータスコードはレスポンスのステータスを示すが、ヘッダーは追加のメタ情報を提供する。
-
REST APIのエラーレスポンス:RESTfulなAPIでは、ステータスコードに加えてエラーメッセージやコードをJSON形式で返すことが一般的。
- 比較:ステータスコードはHTTPの規格に基づくが、エラーメッセージはAPI設計者が詳細な情報を提供するために使用する。
まとめ
HTTPステータスコードは、ウェブ通信において非常に重要な役割を果たします。
リクエストとレスポンスの流れを理解し、適切なステータスコードを使用することで、クライアントとサーバー間のコミュニケーションを円滑に進めることができます。
また、エラー発生時のデバッグにも役立ちますので、主要なステータスコードの意味を把握しておくと良いでしょう。