【AWS】S3について (S3 Object Key や ライフサイクル・ルールなど)
S3のライフサイクル・ルールについて
S3のライフサイクル設定とは、Amazon S3に保存されているオブジェクトのライフサイクルを自動的に管理するための機能です。
事例
例えば、次のようなライフサイクル・ルールが設定されている場合👀
主な機能
この設定を使うことで、オブジェクトの保存期間や特定の条件に基づいて、以下のようなアクションを自動的に実行できます。
1. ストレージクラスの移行
データのアクセス頻度が低下した場合、オブジェクトをより低コストのストレージクラス(例:StandardからStandard-IAやGlacier Deep Archiveなど)に自動的に移行します。
2. オブジェクトの有効期限設定
一定期間後に不要になるオブジェクトを自動的に削除し、ストレージコストを削減します。
S3のライフサイクル設定により、データのライフサイクル全体を効率的に管理して、コスト最適化とデータ管理の自動化を実現できます。
設定方法
- AWS Management Consoleにサインインして、対象のバケットを選択します。
- Management (管理)タブからCreate lifecycle rule (ライフサイクルルールを作成)を選択します。
- ルール名や適用範囲(全オブジェクトまたは特定のプレフィックスやタグ)を設定します。
- 移行や削除のアクションを選択し、それぞれの日数を指定します。
使用例
例えば、あるバケット内のオブジェクトについて以下のようなライフサイクルルールを設定できます:
- アップロードから30日後にGlacierストレージクラスに移行
- 120日後には自動的に削除されるよう設定
参考・引用
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Amazon S3 とは
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) は、業界をリードするスケーラビリティ、データ可用性、セキュリティ、およびパフォーマンスを提供するオブジェクトストレージサービスです。
あらゆる規模や業界のお客様が、Amazon S3 を使用して、データレイク、ウェブサイト、モバイルアプリケーション、バックアップおよび復元、アーカイブ、エンタープライズアプリケーション、IoT デバイス、ビッグデータ分析など、広範なユースケースのデータを容量にかかわらず、保存して保護することができます。
Amazon S3 には、特定のビジネス、組織、コンプライアンスの要件を満たすために、データへのアクセスを最適化、整理、設定できる管理機能があります。
S3バケットの作成について
S3のObject Key とは
Amazon S3 の Object Key とは、Amazon S3 コンソールでバケットを強調表示したときに表示されるオブジェクトの名前です。
オブジェクトキーは一連の Unicode 文字で、UTF-8 にエンコードすると最大で 1,024 バイト長になります。
Amazon S3 は、データをオブジェクトとしてバケットに保存するオブジェクトストレージサービスです。
オブジェクトとは、ファイルと、そのファイルを記述している任意のメタデータのことです。