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資金繰りの管理方法について
資金繰りに関する一般的な問題点
問題点1
- 財務諸表(B/S, P/L)は、それのみでは、お金の流れを示していない・・・
問題点2
- 売上/利益の追求が優先されて、資金繰り改善はあまり検討されない。
- 借入は資金繰りの一手段に過ぎない。
- 相手があることなので、着手が後手になりがち・・・
資金繰りが重要な4つの理由
- 対応する時間を確保できる
- 資金の見通しを立てる
- 事前に状況を予測できる
- 時間的な余裕を持って、対応策を打てる
- 改善点を把握できる
- 収支的側面から、着手すべきアクションプランが明確になる
- 投資余力がわかる
- 余資の金額と比較して、踏み込むべき幅を知った上での事業投資ができる
- 心理的に楽になる
- 資金の見通しが立ち、安心して経営に取り組める。
結果、借入も受けやすくなる
資金繰り計画表
- 困った段階で導入する
3つの通帳管理に基づく資金繰り管理
- 収入口座 (キャッシュ・イン口座)
- メガバンクがおすすめ。
- 入金は、すべて「収入口座」へ
- 収入口座からは、外部への支払いは行わない
- 通常支出口座 (通常キャッシュ・アウト口座)
- 定常支出
- ネット銀行がおすすめ。
- 臨時支出口座 (臨時キャッシュ・アウト口座)
- 臨時支出
- 信用金庫がおすすめ。
期待できる効果
見やすい通帳管理ができて、次のような効果がある🌟
- お金の流れが明確になる
- 別途、資料を作る必要がない。
- 最も鮮度の高い収支情報を得ることができる
資金繰り改善の2つの原則
- 収入は、早く, 遅く!
- 支出は、遅く, 少なく!
資金が尽きた場合の対応方法
- 再生計画を立てる、事業縮小などをする!
- ノンバンク(消費者金融)や、カードローンは使わない!!
収入/支出の最適化
4つの方法を伸ばす!
- 収入額を多くする方法
- 収入が入ってくるタイミングを早くする方法
- 支払額を少なくする方法
- 支払いタイミングを遅くする方法
まとめ
- お金の管理ができれば、事業の継続率・存続率が上がり、チャレンジを続けることができます!
スタートアップ・ファイナンス