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【PostgreSQL】psqlをMacで使えるようにする方法について📝

まさぴょん🐱まさぴょん🐱

MacでPostgreSQL(psql)をインストールして使えるようにする手順を以下に簡潔にまとめます:

1. Homebrewを使ったインストール(推奨)

Macで最も簡単な方法は、Homebrewパッケージマネージャを使うことです。

  1. Homebrewのインストール(未インストールの場合):

    /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
    
  2. PostgreSQLのインストール

    brew install postgresql
    
  3. PostgreSQLサービスの起動
    インストール後、PostgreSQLをバックグラウンドで起動します。

    brew services start postgresql
    

    または、手動で起動:

    pg_ctl -D /usr/local/var/postgres start
    
  4. psqlコマンドの確認
    インストールが成功したか確認します。

    psql --version
    

    バージョン情報が表示されればOKです。

  5. データベースの初期化と接続
    PostgreSQLのデフォルトデータベースに接続します。

    psql -U $USER -d postgres
    

    $USERは通常、Macのユーザー名が自動で使われます。

2. その他のインストール方法

Homebrewを使わない場合、以下の方法もあります:

  • 公式インストーラ:PostgreSQL公式サイトからmacOS向けインストーラをダウンロードしてGUIでインストール。
  • Postgres.app:軽量なGUIベースのPostgreSQLアプリを公式サイトからダウンロードして使用。

3. 基本的な使い方

  • データベース作成:
    CREATE DATABASE mydatabase;
    
  • データベースに接続:
    psql -d mydatabase
    
  • 基本コマンド:
    • \l:データベース一覧
    • \dt:テーブル一覧
    • \q:psql終了

4. トラブルシューティング

  • エラー:psql: command not found
    HomebrewのPATHが設定されていない可能性。以下を~/.zshrc~/.bashrcに追加:
    export PATH="/usr/local/opt/postgresql/bin:$PATH"
    
    その後、source ~/.zshrcで反映。
  • サービスが起動しない
    ログを確認:/usr/local/var/log/postgres.log

5. 注意点

  • 最新のPostgreSQLバージョンがインストールされます。特定のバージョンが必要な場合は、brew install postgresql@<バージョン>(例:postgresql@14)を指定。
  • セキュリティのため、デフォルトユーザーのパスワード設定を行うことを推奨:
    ALTER USER $USER WITH PASSWORD 'yourpassword';