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『挑戦するエンジニアを育てる!育成プロジェクトから振り返る、教える側・教わる側の心得』に参加してみた📝
挑戦するエンジニアを育てる!育成プロジェクトから振り返る、教える側・教わる側の心得
✍️概要
近年、エンジニア採用の難易度が高まる中で、「育成」の重要性がこれまで以上に注目されています。
企業側が育成環境を整えるだけでなく、エンジニア自身も短期間で成長するための心構えが求められる時代です。
本イベントでは、3ヶ月の育成プロジェクトでフロントエンド領域に挑戦したバックエンドの遠藤さん(@aiandrox)、指導担当として伴走したフロントエンドリードの熊野さん(@shoota) をお招きし、 教える側・教わる側双方にどのような心得が必要なのか、それぞれの視点でお話しいただきます。
関連のFindy Tech Blog記事
・Findyのエンジニア爆速成長の事例 2024年夏(熊野さん視点)
・【フルスタックエンジニアへの道!】ReactとTypeScriptの修行をした話(遠藤さん視点)
🧑💻こんな方におすすめ
- メンバー育成において、教える人材を育てたいと考えているマネジメントレイヤーの方
- マネジメント目線/プレイヤー目線それぞれの心得を学びたい方
☑️イベントのゴール
- フルスタックエンジニアへの挑戦ヒストリーから、教える側・教わる側の心構えを知り、現場で実践できる学びを得ることができた
- エンジニア組織におけるメンバーの育成方法や、生産性の向上のために取り組むべき課題がクリアになった
- 様々な領域への挑戦に向けて日頃から持っておくべき視座を得ることができた
「育成を「改善」と捉えるエンジニア育成戦略」
発表資料📝
メンターの記事
メンティーの記事
「成果を出しながら成長する、アウトプット駆動のキャッチアップ術」
アウトプット駆動:成果を出しながら成長する🌟
Memo📝
育成プロジェクトにおいて必要だと思ったスタンス・テクニックとは?
教え側としての基本スタンス
- 教えるというと偉そうに見えるが、
- 生徒に嘘は教えられない。だからこそDocを渡すし、読み方を教える。
- でもたまにミスる。だから常に完璧に教えることを求めなくていいと思う。
- わからないことを認知してもらった上で、どこがわからないのかを細かく分解して聞いていく。
教わる側としてのスタンス
- Timesは、自分のテリトリー
- 情報そのまま流す。
- 質問する時は、ここまでは理解しているが、ここからわからない。
- であったり、そもそも認識が合っているかなどを確認した。
- 対話する中で、自分がわかる/わからないを整理していく。
成長に効果的なフィードバックとは?
メンティーとして
- こなれてきた時に、セルフレビューもしっかりと実施するようなフィードバックをもらえた。
- とりあえず叩き台としてのCodeを書く。
- その上で議論する。
- 教わる側に行かないことが大事。ちゃんと噛み付いていく!(自分の意志や意見を持つ!)
メンターとして
- FEは崩そうと思えば崩せるため、注意深くReviewしていた。
- 問題の分割の仕方を教えたり、整理できるようにアドバイス。
- 権力者ではなく、対等な立場として、ディスカッションすること。教えること。
- 素朴な素人質問ほど、難しい。
- 根本的な基礎理解が必要だったりするから。
- 後から調べて、回答することもある。
Q & Aコーナー
学習姿勢を能動型にするには?自ら学びたいと思わせるための工夫などは?
- ケツを叩かせるの逆で「背中を追わせる!」
- 背中で見せる!!
MR1日6件作るのは大変だと思いますが、どれぐらいの粒度(行数)で作成しているのか?
- 細かい粒度でPR(1PR=1責務)を作成しています。
- 多くて、1000行以下。少ないと1行とか。
レベルアップのためにどのように学習してきましたか?
- ストレッチした目標に取り組み。
- 目の前のタスクに全力で取り組む。
パフォーマンスをPR数で測っていると思うのですが、どういう思想でそうなっているのか?
- 指標としてPRがわかりやすく、妥当である。
- Findyのエンジニアの推奨ラインが、平均4PR
- PRの粒度が揃っていれば、数で決められるよねという考えもあります。
ちまたの一般論と違うと思った育成方法などはありますか?
- 対人なので、一般論的な育て方はないと思います。
- 人が違うと最適な育て方は、まったく違うと思うので。
- 伝える技術。伝える側の動き方が大事。
質疑応答の際に「何か話が噛み合っていないかも」という時に、どのように話を整理して解決しますか?
- ずれている前提をちゃんと合わせていく。
- 認識一致
- 1つずつ認識を合わせていく。
- 教わる側は、わかっていない点があったらちゃんと質問する。
育成が大事とマネージャーに理解してもらうには?
- マネージャーが必要でないと思っている場合の考え方には、2軸あると思います。
- 今の会社のフェーズ的に必要ではないパターン。
- ジュニアを求めていない。
- 育成にまでリソースを避けられないパターン。
- 他を優先している。時間を割いていない。
- 今の会社のフェーズ的に必要ではないパターン。
- 重要性を理解してもらうには、負債の数など、定量的な結果を見せるしかないかも。