相手に推測をさせないための「結論から話す」と「レスが早い」

仕事ができる人の特徴として「結論から話す」と「レスが早い」がよく挙げられます。
なぜこれができると仕事ができると思われるのか？それは「相手に推測をさせないこと」で「相手の負担を最小限にしている」からだと思います。

たとえば、経験の浅い人に仕事を依頼するときは「よくないやり方をしていたら指摘や助言が必要かもしれない」「うまくいかないかったらフォローが必要かもしれない」といった心配をたくさんすると思います。
逆に言うと、心配もせずに、とくに気にすることなく、期待通りに仕事を完了してくれる人は「仕事ができる人」といえます。

「レスが早い」と「結論から話す」のどちらも「推測をさせない」ことができていれば完了している必要はありません。
ネクストアクションが明確であれば「今はまだ分かりません」も結論ですし、すぐに返信すれば「確認します」も即レスです。

依頼をするとき、返信するとき、プレゼン資料を作るとき。仕事における幅広い場面で「これを受け取ったあの人はどんな疑問を持つかな？」「してほしいことが相手に正確に伝わるかな？」と先回りをして、相手に推測や小さな判断をさせない状態にまで落とし込んでおくことがとても大事なのだと思います。