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「解釈」かどうかを判断する7つの観点
「事実」とは、なんらかの出来事そのものであり、客観的に確認可能で、誰にとっても同じように捉えられることです。
「解釈」とは、なんらかの出来事に対して、意味や理解を主観的に付け加えることです。
「事実と解釈を分けて考えよう」とよく言われますが、「客観と主観を行き来することで、より適切な理解と判断を助けてくれるよ」ということなんですね。
ここでは「解釈」かどうかを判断するための7つの観点と質問をまとめてみました。
これらを付け加えても違和感がない場合は「解釈」、なんだか違和感がある場合は「事実」と考えてみてください。
- 主観的
- 特徴:主語が「私」になっている
- 発言:「〜な気がする」「個人的には」「〜がいい」
- 抽象的
- 特徴:基準が曖昧で具体性がない
- 発言:「すぐに」「高い低い」「一般的に」
- 経験的
- 特徴:発言者にしか具体的なことがわからない
- 発言:「以前は」「いつも」「私にとっては」
- 仮説的
- 特徴:何かで説明しようとしている
- 発言:「たとえば」「〜のように」「〜かもしれない」
- 推論的
- 特徴:何かを予想しようとしている
- 発言:「おそらく」「〜だから」「〜だろう」
- 確信的
- 特徴:疑うことなく強く信じている
- 発言:「間違いなく」「絶対に」「〜ばかり」「〜に違いない」
- 主張的
- 特徴:何かを認めてもらおうとしている
- 発言:「〜によれば」「〜が必要」「〜すべき」
私たちが普段しているコミュニケーションって、「解釈」が多いような気もしますね。
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