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VS Codeの拡張機能「Dev Containers」の設定に少しハマった話

2023/05/03に公開

VS Codeの拡張機能「Dev Containers」の設定に少しハマった話

長らく便利な拡張機能の1つであるDev Containersをインストールはしていたものの、利用していませんでした。長期休みということもあり、便利そうだし設定してみるかと重い腰を上げたのはいいのですが、設定時にエラーが出てしまい苦戦したのでメモに残します。

先に結論

VS Codeの設定ファイルであるsetting.jsonに、"docker.host": "ssh://root@127.0.0.1:10081"という記述があることが原因であり、この記述を削除したことでReopen in containerの実行時にエラーが発生しなくなりました。

やったこと

まずは拡張機能の追加

これはいつしかの私が済ませていましたので、今回は特に作業はしていません。Remote Developmentというリモート環境でもVS Codeを使った開発体験を提供してくれる拡張機能パックをインストールしていて、その中の1つが今回お目当てのDev Containersでした。

公式のチュートリアルを試すも、エラーが発生する

設定方法を探してみると、公式でDev Containersのチュートリアル[1]が出ていたので、早速試してみます。チュートリアルもコンパクトで順調に進むものだと思っていました。エラーが発生するまでは...

エラーダイアログ

ターミナルの出力

調査と問題解消まで

ポートlocalhost:10081にsshを実行しているようですが、あまりポートにピンとこない...。接続先のポートで稼働しているサービスを確認してみるも、特に上記のポートでは何も稼働していないようでした。

Dockerの設定などを調べていると、VS Codeの設定ファイルであるsetting.jsonに"docker.host": "ssh://root@127.0.0.1:10081"という記述があるのが見つかりました。

いつ記述したものかわかりませんが、おそらくVirtual Boxなどで仮想環境を立てていたときのものかもしれません。まさしくエラーに出ていたSSH接続先と同じです。一旦上記をコメントアウトしたところ無事Dev Containerが正常に動作しました。

更新履歴

更新日 改訂内容
2023/5/3 投稿
脚注
  1. https://code.visualstudio.com/docs/devcontainers/tutorial ↩︎

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