🐈
①と➀ の違い
さて、みなさんの環境では ①
と ➀
はどういう風に見えていますか?
この2つの文字は同じように見えるんですが実際には異なる文字になります。
それぞれの文字は Unicode では以下のような扱いになっています。
文字 | 名称 | コードポイント | UTF-8 のバイト列 |
---|---|---|---|
① |
Circled Digit One | U+2460 |
0xE2 0x91 0xA0 |
➀ |
Dingbat Circled Sans-Serif Digit One | U+2780 |
0xE2 0x9E 0x80 |
前者の ①
(U+2460
) は一般的に広く使われているであろう丸数字になります。
多分 1
で変換すると出てくるやつです。
こっちは Unicode だと 囲み英数字(Enclosed Alphanumerics)
と呼ばれている文字になります。
⑴
や ⒈
Ⓐ
などが含まれます。
後者の ➀
(U+2780
)は『サンセリフ(sans-serif)』と呼ばれる丸数字になります。
セリフのない書体で使われている文字らしいですね。
セリフとは『文字の線の端につけられる線・飾り』のことを指すみたいですん。
詳しくは サンセリフ - Wikipedia を読んでもらえると。
こっちは Unicode だと Dingbats
と呼ばれる文字みたいですね。
✈
や ✊✋✌
✞
などが含まれます。
と、言う感じで見た目は同じなんですが実際には全然違う文字でした。
こういう文字は見た目だけだと違いがわからないですよねえ。
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