【Ruby 3.4 Advent Calender】Ruby 3.4 がリリース【25日目】
Ruby 3.4 Advent Calender 25日目の記事です。
これはなに
今年 2024年12月25日にリリースされる予定の Ruby 3.4 の新機能や変更点などを1つずつ紹介していく Advent Calender になります。
基本的には NEWS に載っている機能を紹介すると思うんですがここにない機能についても書くかもしれません。
また、記事を書いてる時点ではまだ Ruby 3.4 はリリースされる前なので Ruby 3.4 がリリースされた時点で機能が変わっている 可能性があるかもしれないので注意してください。
記事のまとめは ここを参照 してください。
Ruby 3.4 がリリース
はい、ということで今年も無事にクリスマスに新しいバージョンである Ruby 3.4 がリリースされました。
どういう機能が追加・変更・改善されたのかはこの Ruby 3.4 Advent Calenderを参照してもらえるとよいのですが、ここで紹介しきれなかった新機能などもあるのでぜひ上記のリリースノートに目を通してもらえるとよいかと思います!
ちなみに昨日の記事でも書いた Ruby 3.4 のデフォルトのパーサーですが Prism
のままリリースされたみたいですね。
基本的に問題ないだろうとのことだと思うんですが何かしら Ruby 3.3 から挙動が変わったところがあれば bugs.ruby へ報告してもらえるとよいかと思いますー。
以前の parse.y
のパーサーを利用したい場合はコマンドラインオプションで --parser=parse.y
を指定すれば引き続き以前のパーサーを利用することができます。
最近はあんまり積極的に活動できてないんですが来年は何かしら Ruby 本体に貢献できるといいですねえ…。
追記
Ruby のバージョン表記に dev
がついたままになっていたみたいで Ruby 3.4.1 がリリースされました。
$ RBENV_VERSION=3.4.0 ruby -v
ruby 3.4.0dev (2024-12-25 master f450108330) +PRISM [x86_64-linux]
$ RBENV_VERSION=3.4.1 ruby -v
ruby 3.4.1 (2024-12-25 revision 48d4efcb85) +PRISM [x86_64-linux]
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