🙃

生成AIで絵本を作ろう - 初回編

2024/07/13に公開

はじめに

みなさん、こんにちわ
SNSを流し見していたら生成AIで漫画を描いているものを見かけまして、自分も休憩がてらやってみたメモです。
漫画だと大人の事情が発生する可能性を考慮しまして、絵本にしてみたかったのですが、結論は失敗。なんか漫画風。。。

概要

生成AIを使うと、ほら簡単。

  • このプロンプトでどーん。
  • 画像生成でぺたたー。

いきなり結果から貼ります。

タイトル:「朱色の運命」

Page1:「誕生」


ナレーター:「真紅に熟れた実が、ある夜、突如として裂けた。金色に輝く種が舞い散る中、一人の赤子が生まれ落ちた。」
赤子:(泣き声)「うわーん!うわーん!」
老婆:「おや、この子は深い傷を負っておる。だが、心配することはない。その傷こそが、この子の運命を示す特別な印。きっと並外れた力を持つ子になるであろう。」
村人:「こんな誕生は見たことがない。この子は一体何者なのだろうか。」

Page2:「成長」


主人公:「この不思議な力...一体どこから来たのだろう。私は何のために生まれてきたのだろうか。」
村人A:「見てごらん、あの子は他の子とは違う。まるで体から炎のような光を放っているようだ。」
村人B:「確かに...あの子の周りには常に不思議な雰囲気がある。」
老人:「朱丸よ、お前の運命は遥か遠く、この小さな村を超えた先にある。お前には果たすべき使命がある。」

Page3:「仲間との出会い」


朱丸:「私は朱丸。不思議な力を持って生まれた者だ。君たちと共に旅をし、この力の真意を探りたい。共に行かないか?」
紫の侍:「興味深い話だ。私も自分の剣の力を試したいと思っていた。お前との旅なら、きっと新たな境地に達せるだろう。」
橙の巫女:「あなたの運命には、何か大きなものを感じます。私もその運命の一部となり、力になりたいわ。」
白い忍者:「影からあなたを支え、守ることが私の務め。どんな困難が待ち受けていようと、共に乗り越えましょう。」

Page4:「戦い」


朱丸:「鬼よ、我が力を見よ!この傷から生まれた力で、お前たちの野望を打ち砕く!」
鬼の頭領:「なんだ、この尋常ならざる力は!お前は人の子とは思えぬ!だが、我らもそう簡単には倒れぬぞ!」
紫の侍:「朱丸、お前の背中は任せた!我が剣で敵を両断してくれよう!」
橙の巫女:「私の祈りが、あなたたちを守ります!神々の加護がありますように!」
白い忍者:「影から敵の動きを読み、皆の力を最大限に引き出します!」

Page5:「凱旋」


領主:「朱丸よ、汝の勇気と力、そして仲間との絆に深く感服した。今こそ、この国の真の英雄となるのだ。」
村人たち:「万歳!朱丸様万歳!私たちの救世主!」
朱丸:「この勝利は、決して私一人のものではありません。共に戦ってくれた仲間たち、そして...私をこの世に生み出してくれた実の母への感謝の気持ちでいっぱいです。」
仲間たち:「朱丸、これからも共に歩もう。我々の冒険はまだ始まったばかりだ。」

ナレーター:「こうして朱丸は、生まれながらの宿命に導かれ、強い絆で結ばれた仲間たちと共に大きな勝利を収めた。しかし、これは彼らの壮大な物語の序章に過ぎなかった。新たな冒険と試練が、彼らを待ち受けているのだった...」

プロンプトを作ろう

ストーリー

生成AIにお願いをする呪文は次の通りです。 今回は Claude 3.5 Sonnet にお願いします:

あなたは、日本で売上ナンバーワンの人気絵本作家です。日々、人々に感動を与えています。
新作の絵本を作成しましょう。
今回は、日本の昔話をテーマにしてください。
ストーリー: 
主人公は、トマトから生まれますが、生まれる際に大きな傷を負ってしまいます。その際に、不思議な力を習得します。
すくすく育った主人公は、仲間を作ります。
仲間と共に、旅に出ます。
旅先で鬼の一族を殲滅させます。
その功績を領主に讃えられます。
村に凱旋します。
構成: 
5ページにしてください。
絵本の配色は7色にしてください。

画像生成

こちらは、弊社独自チューニングの画像生成AIを使用しております。ご興味のある方は以下から是非。
https://japan-ai.geniee.co.jp/media/
先ほど出来上がったストーリを、そのまま画像生成のプロンプトにします。

タイトル:「朱色の運命」

1ページ目:「誕生」 色彩:深紅、黒、金 描写:熟れたトマトが割れ、傷を負った赤子が生まれる。周囲に散らばる種子が金色に輝く。
2ページ目:「成長」 色彩:緑、青、赤 描写:主人公が成長し、不思議な力を身につける。背景に青い空と緑の草原。赤い炎のような光が主人公を包む。
3ページ目:「仲間との出会い」 色彩:紫、橙、白 描写:旅立つ主人公。道中で出会った個性的な仲間たち。それぞれの特徴を象徴する色で表現。
4ページ目:「戦い」 色彩:黒、赤、灰色 描写:鬼の一族との激しい戦闘シーン。主人公の力が炸裂する様子。背景は荒廃した風景。
5ページ目:「凱旋」 色彩:金、緑、青 描写:勝利を讃えられる主人公と仲間たち。領主から褒賞を受ける場面。村人たちの喜びの表情。
テーマ: 運命、成長、犠牲、勝利

この絵本では、生まれながらの宿命と、それを乗り越えていく主人公の姿を描いています。各ページの色彩は、場面の雰囲気や登場人物の心情を象徴的に表現しています。成年向けとして、戦闘シーンや心理描写をより深く、複雑に表現することができます。

セリフ

最初の結果を使って、セリフを作ってもらいます。

あなたは、日本で売上ナンバーワンの人気絵本作家です。日々、人々に感動を与えています。
新作の絵本を作成しましょう。
今回は、日本の昔話をテーマにしてください。
以下の内容を用い、各ページのセリフを執筆してください。
-ストーリーと構成
タイトル:「朱色の運命」
1ページ目:「誕生」 色彩:深紅、黒、金 描写:熟れたトマトが割れ、傷を負った赤子が生まれる。周囲に散らばる種子が金色に輝く。
2ページ目:「成長」 色彩:緑、青、赤 描写:主人公が成長し、不思議な力を身につける。背景に青い空と緑の草原。赤い炎のような光が主人公を包む。
3ページ目:「仲間との出会い」 色彩:紫、橙、白 描写:旅立つ主人公。道中で出会った個性的な仲間たち。それぞれの特徴を象徴する色で表現。
4ページ目:「戦い」 色彩:黒、赤、灰色 描写:鬼の一族との激しい戦闘シーン。主人公の力が炸裂する様子。背景は荒廃した風景。
5ページ目:「凱旋」 色彩:金、緑、青 描写:勝利を讃えられる主人公と仲間たち。領主から褒賞を受ける場面。村人たちの喜びの表情。
テーマ: 運命、成長、犠牲、勝利
この絵本では、生まれながらの宿命と、それを乗り越えていく主人公の姿を描いています。各ページの色彩は、場面の雰囲気や登場人物の心情を象徴的に表現しています。成年向けとして、戦闘シーンや心理描写をより深く、複雑に表現することができます。

さいごに

この作業、正味15分くらいでした。今回は休憩とネタ用ですので、プロンプトの調整などはせずにぶっつけ本番でやっています。
次回への反省と振り返り:

  • トマトが最初の一瞬出ただけで、トマトっぽさが皆無w もっと強調して貰えばよかったかもですね。
  • 画像生成にストーリーのみを使ってしまったため、セリフとの乖離が起きてしまいました。次回は、セリフで生成してみます。
  • 画像はチューニングして、もう少し意図したものにしたい気持ちと、無限に時間を溶かすと休憩時間が無くなるジレンマが。。。
  • 次回は対象読者の年齢層とかを指定してみようかな。
  • 改めて考えてみると、漫画と絵本の違いは難しいのかもしれませんね。

追試 (As of 2024/07/15)

次の日もちょっとだけやってみました。ストーリーと構成、セリフをそのままプロンプトにしています。
大人数を画角に組み込むのは難しいのでしょうね、それと自然と女の子が生成されますね。シンプルなプロンプトの方が良いのかもしれません。

Page1:「誕生」

ナレーター:「真紅に熟れた実が、ある夜、突如として裂けた。金色に輝く種が舞い散る中、一人の赤子が生まれ落ちた。」
赤子:(泣き声)「うわーん!うわーん!」
老婆:「おや、この子は深い傷を負っておる。だが、心配することはない。その傷こそが、この子の運命を示す特別な印。きっと並外れた力を持つ子になるであろう。」
村人:「こんな誕生は見たことがない。この子は一体何者なのだろうか。」

Page2:「成長」


主人公:「この不思議な力...一体どこから来たのだろう。私は何のために生まれてきたのだろうか。」
村人A:「見てごらん、あの子は他の子とは違う。まるで体から炎のような光を放っているようだ。」
村人B:「確かに...あの子の周りには常に不思議な雰囲気がある。」
老人:「朱丸よ、お前の運命は遥か遠く、この小さな村を超えた先にある。お前には果たすべき使命がある。」

Page3:「仲間との出会い」


朱丸:「私は朱丸。不思議な力を持って生まれた者だ。君たちと共に旅をし、この力の真意を探りたい。共に行かないか?」
紫の侍:「興味深い話だ。私も自分の剣の力を試したいと思っていた。お前との旅なら、きっと新たな境地に達せるだろう。」
橙の巫女:「あなたの運命には、何か大きなものを感じます。私もその運命の一部となり、力になりたいわ。」
白い忍者:「影からあなたを支え、守ることが私の務め。どんな困難が待ち受けていようと、共に乗り越えましょう。」

Page4:「戦い」


朱丸:「鬼よ、我が力を見よ!この傷から生まれた力で、お前たちの野望を打ち砕く!」
鬼の頭領:「なんだ、この尋常ならざる力は!お前は人の子とは思えぬ!だが、我らもそう簡単には倒れぬぞ!」
紫の侍:「朱丸、お前の背中は任せた!我が剣で敵を両断してくれよう!」
橙の巫女:「私の祈りが、あなたたちを守ります!神々の加護がありますように!」
白い忍者:「影から敵の動きを読み、皆の力を最大限に引き出します!」

Page5:「凱旋」


領主:「朱丸よ、汝の勇気と力、そして仲間との絆に深く感服した。今こそ、この国の真の英雄となるのだ。」
村人たち:「万歳!朱丸様万歳!私たちの救世主!」
朱丸:「この勝利は、決して私一人のものではありません。共に戦ってくれた仲間たち、そして...私をこの世に生み出してくれた実の母への感謝の気持ちでいっぱいです。」
仲間たち:「朱丸、これからも共に歩もう。我々の冒険はまだ始まったばかりだ。」

ナレーター:「こうして朱丸は、生まれながらの宿命に導かれ、強い絆で結ばれた仲間たちと共に大きな勝利を収めた。しかし、これは彼らの壮大な物語の序章に過ぎなかった。新たな冒険と試練が、彼らを待ち受けているのだった...」

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