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git-gpt-commit v0.9.0 をリリースしました!🎉

に公開

この記事はオリジナルの日本語訳版です。

git gpt commitコマンドでOpenAIのGPTモデルを使ってコミットメッセージを自動生成するGit Extensionの
git-gpt-commit v0.9.0 をリリースしました。


v0.9.0 の新機能 ✨

🚀 GPT-4o に対応

デフォルトのモデルが OpenAI の GPT-4o にアップグレードされました。
このモデルは応答速度が非常に早いのが特徴で(4.1のおおよそ2倍)、瞬時にコミットメッセージを生成してくれます。
GPT-4-turboの半額と非常に低コストな点も魅力です。


🌐 言語選択コマンド

これまでは英語のみでしたが、

git gpt lang

英語、スペイン語、日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)、オランダ語、ロシア語、ブラジルポルトガル語の 全12言語 から、コミットメッセージの言語を選べます。


🏷️ プレフィックス切り替えコマンド

これまでプレフィックス付与機能はありませんでしたが、

git gpt prefix

feat:, fix:, refactor: などのコミットメッセージのプレフィックスを付与するかの切り替えオプションの追加。


🔑 APIキー管理

これまでプロジェクトディレクトリの.envにAPI keyを記述していましたが、

git gpt open-api-key

OpenAIのAPIキーを、CLIから直接安全に追加・管理 できるようになりました。
従来の.envファイルに設定する方法も引き続き利用可能です!


⚙️ 設定管理

git gpt config

現在の設定内容を一括で確認できます。
設定の確認や変更がより簡単に行えるようになりました。


使い方

インストールしたら上記のAPIキー管理からOpenAI API Keyを登録します。

あとはいつものように git add で変更をステージしたあと、以下のコマンドを実行するだけです:

git gpt commit

ステージされた変更内容を分析し、GPTモデルに送信して文脈に合ったコミットメッセージを生成します。
提案をそのまま使ってもいいし、気に入らなければキャンセルして自分でメッセージを入力することも可能です。


インストール方法

別途OpenAI API Keyが必要です。

npm install -g @laststance/git-gpt-commit

なぜ git-gpt-commit を作ったのか?

VSCode や Cursor のような IDE にはAIによるコミットメッセージ生成機能がありますが、CLI用のツールは私が調べた限り見つかりませんでした
いちいちコミットメッセージを考えるのが面倒な時があるし、Git操作はコマンドラインの比重が多いので楽したかったって感じです😅


このバージョンで自分が欲しかった機能は概ね実装されて満足しているので、もっと機能をパワーアップさせたいと思った方はPRを送って頂けると嬉しいです😄


リンク:GitHubnpm

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