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Snowflakeでアカウントにタグ付けする
Snowflakeでアカウントにタグ付け
Snowflakeのアカウントがどの部署に属しているか、どのような目的で使用されているかなどを把握するためには、アカウントにタグを付けることが有効です。
この記事ではSnowflakeでアカウントにタグを付ける方法についてそのモチベーションと具体的な手順を説明します。
Snowflakeでアカウントにタグ付けをするモチベーション
- Organization配下で複数組織やチームのアカウントを区別できる
- 例えば、1つのSnowflake Organization内に複数の部門やプロジェクトが存在する場合、アカウントにタグを付けることで、それぞれのアカウントを識別しやすくなります。
- リソースの管理やコストの把握
- タグを使用することで、リソースの使用状況やコストをタグごとに把握しやすくなります。例えば、部門ごとにコストを把握するためにタグを使用することができます。
- 用途の把握
- タグを使用することで、アカウントがどのような目的で使用されているかを把握しやすくなります。例えば、開発環境、テスト環境、本番環境などのタグを使用することで、アカウントの用途を明確にすることができます。
具体的なタグ付け方法
タグの作成とアサイン
- Snowflakeの管理コンソールやSQLコマンドを使用して、新しいタグを作成します。タグには、部署名、用途(例:「開発」「テスト」「本番」)、プロジェクトコードなど、組織内で意味を持つキーワードを利用します。
- 作成したタグをアカウントにアサインするプロセスを説明します。これには、SnowflakeのUIを使用する方法と、SQLコマンドを使用する方法の両方を示します。
- 例えば部署ごとにアカウントを分類する場合、以下のようなSQLコマンドを使用してタグをアサインします。
-- 適当なデータベースにコンテキストを設定
USE DATABASE DEPT_A_DB;
-- タグの作成
-- ここでは部署を表すタグを作成する例を示す
CREATE OR REPLACE TAG DEPARTMENT
ALLOWED_VALUES 'DEPT_A', 'DEPT_B', 'DEPT_C';
-- アカウントにタグをアサイン
ALTER ACCOUNT SET TAG "DEPARTMENT" = 'DEPT_A';
-- アカウント識別子を変数に格納
SET ACCOUNT_IDENTIFIER = (SELECT CURRENT_ACCOUNT());
-- アサインされたタグを取得
SELECT SYSTEM$GET_TAG('SYSTEM', $ACCOUNT_IDENTIFIER, 'ACCOUNT');
このようにして、アカウントにタグをアサインすることで、アカウントがどの部署に属しているかを簡単に把握できるようになります。
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