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RAGの活用事例
1. 指摘事項を用いた改善フィードバック機構
- 以下の3つを事前にVectorStore化
- FAQ.CSV
- 応答履歴.CSV
- 取扱説明書.PDF
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質問を受け取り、応答履歴から類似質問を検索
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類似質問に対して、文書から過去の回答を参照し回答生成
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生成した結果に対して内容が正しいかユーザが判断し、指摘事項があればVectorStoreを作成
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指摘内容を加味した応答履歴を参照できるようになる。
(今後の展望) ユーザがチェックするのではなく、正誤チェックもLLMが行うように学習することで、工数削減&ナレッジ蓄積を実現
2. 最新情報を自律的に更新し回答生成
在庫情報、○年前 など回答のタイミングによって出力内容が異なる場合
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質問を受け取り、文書から過去の類似質問、回答を参照し回答生成
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生成した回答内容をLLMが確認し情報を更新すべき場合に外部APIを呼び出し、実行
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基幹システムと連携したAPIから更新された情報を受け取り、生成回答に反映させる
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質問/回答時の時系列に沿った最終的な回答内容を出力する
ReActを用いたタスク推論、自律実行
- 応答履歴から生成回答(過去情報)
2002年11月に廃止された商品で、現在は20年前の商品となります。
- 生成した回答に更新すべきデータがないか、LLMが判断&実行
- 関数を実行し、現在の情報を取得
2002年, 20年前(更新前) 2002年, 22年前(更新後)
- 更新された情報をもとに最終的な回答を出力
3. metadataによるVectorStore検索
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RAGで検索をかける前に、対象のキーワードをmetadata内でフィルタリング
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フィルタの作成
query「製品Aの後継機種を教えてください。」 filter: 製品A
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metadataで絞り込みしたVectorStoreとPromptを用いて回答生成
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ユーザの質問に類似する文書をより正確に取得できる
Discussion